医療脱毛は何歳からできる?小・中学生の脱毛のデメリットや注意点も解説
小学生の子どもが体毛の濃さを気にしているけど、そもそも小学生が医療脱毛を受けることはできるのかと、お悩みの保護者の方も多くいらっしゃいます。
実際に編集部が調査したところ、医療脱毛を扱っているクリニックの多くは年齢制限を設けていて、中学生以上を対象としているところが多いことがわかりました。
医療脱毛に年齢制限があるのは、成長過程での医療脱毛にはデメリットも考えられるからです。
この記事では医療脱毛は何歳から可能かをはじめ、子どもの医療脱毛のメリット、デメリットなど、以下のポイントについて解説していきます。
- この記事でわかること
-
- 医療脱毛が受けられる年齢
- 医療脱毛に年齢制限が設けられている理由
- 子どもの医療脱毛のメリット
- 子どもの医療脱毛のデメリット
- 子どもの医療脱毛の注意点
- ※本記事は2024年12月時点の情報をもとにまとめています。
- ※記事内の金額は税込の表示となります。
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医療脱毛は何歳から受けられる?
医療脱毛が何歳から受けられるのかという疑問に対しては、医学的に明確な決まりがないため、クリニックにより異なるのが実際のところです。
編集部が主な医療脱毛クリニック15院を調査したところ、中学生(12歳)からとしているところが最も多く、中には高校生(15歳)以上を推奨しているクリニックもありました。
クリニック名 | 脱毛可能年齢 |
---|---|
クリニックA | 中学生から |
クリニックB | 14歳から |
クリニックC | 12歳から |
クリニックD | 中学生から |
クリニックE | 小学4年生(9歳)から |
クリニックF | 10歳から |
クリニックG | 小学3年生が終わる春休みから |
クリニックH | 記載なし |
クリニックI | 記載なし |
クリニックJ | 強い希望があれば15歳頃から |
クリニックK | 15〜16歳以上での施術を推奨 |
クリニックL | 14歳以上 |
クリニックM | 高校生以上(15歳) |
クリニックN | 10歳から |
クリニックO | 12歳から |
- ※主な医療脱毛クリニック15院の公式サイト等から確認(参照2024-07-05)
ちなみに、当院は12歳から契約可能です。
未成年者は保護者等のカウンセリング同伴または親権者同意書が必要となります。
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医療脱毛に年齢制限が設けられている理由
では、なぜ小学校低学年のうちから医療脱毛を受けられるクリニックが少ないのでしょうか?
小学校低学年の医療脱毛があまり推奨されていないのには、以下のような理由が考えられます。
- 医療脱毛に年齢制限がある理由
- ・ホルモンの影響で思春期まで体毛の変化が続く
- ・子どもの産毛は脱毛効果が薄い
- ・成長への影響の有無がわかっていない
- ・子ども本人の意思決定が難しい
- ・医療脱毛の痛みが負担になる可能性がある
ホルモンの影響で思春期まで体毛の変化が続く
子どもの身体は、思春期と呼ばれる子どもから大人へ移行する時期に、大きく変化します。
小学校高学年頃(男子12〜14歳頃、女子11〜12歳頃)には、第二次性徴により脇毛やアンダーヘアが生えてきます。
また思春期には、男性ホルモン・テストステロンも増えるので、体のムダ毛が目立ちやすくなるでしょう。
体毛の変化も成長過程のひとつであり個人差が大きいですが、第二次性徴前に脱毛をしても成長に伴ってまた生えてくる可能性があります。
子どもの産毛は脱毛効果が薄い
第二次性徴が終わる高校生1〜2年生頃までは、体毛も細くて色も薄い産毛であることが多く、レーザーが効きづらいといわれています。
そのため大人に比べて脱毛効率が悪く、だからといって出力を上げすぎると肌への負担も大きくなるのが難点。
大人でも脱毛後の肌は乾燥しやすく、赤みやヒリヒリ感を感じる人もいるので、乾燥しやすい成長期の子ども肌はより注意が必要です。
時間やお金が余分にかかってしまう可能性を考えると、第二次性徴が終わってからのほうが効率がよいといえるでしょう。
参考:医療脱毛は産毛に効果ないって本当?必要回数やおすすめ機械を解説
成長への影響の有無がわかっていない
医療レーザー脱毛を12歳以下の子どもでも受けられるようになってから、まだ10年ほどしか経っていません。
今のところ成長に大きな影響を与える合併症の報告はありませんが、成長期に毛をなくしてしまうことによる長期的な影響の有無はわかっていないのが現状です。
子ども本人の意思決定が難しい
思春期の子どもは「毛がいやだな」「他の子よりも自分は毛が濃い気がする」という気持ちを抱くことが多いでしょう。
しかし、自己処理が不要になるまで脱毛するには、少なくとも5回以上クリニックに通う必要があります。
レーザーを当てたときに痛みを感じることがあり、施術後に肌トラブルのリスクもあるというところまで正しく理解して、脱毛を受けるかどうかを自分で決めることは難しいでしょう。
医療脱毛の痛みが負担になる可能性がある
最近は痛みに配慮した医療レーザー脱毛機も増えていますが、医療脱毛の痛みは決してゼロではありません。
大人には我慢できても、小学校低学年の子どもの肌は薄くデリケートなので強い痛みや熱さを感じる可能性もあります。
麻酔を使う方法もありますが、麻酔クリームの刺激でヒリヒリを感じる場合もあるので慎重に検討したほうがよいでしょう。
子どもの医療脱毛のメリット
ここまで、小学校低学年の子どもが医療脱毛を受ける場合の注意したいポイントを紹介してきました。
逆に、脱毛可能な年齢になってから子どもが医療脱毛を受けるメリットには以下が挙げられます。
- 子どもの医療脱毛のメリット
- ・ムダ毛の自己処理による肌トラブルが改善される
- ・コンプレックスや悩みの解消につながる
- ・お金と時間の節約につながる
ムダ毛の自己処理による肌トラブルが改善される
思春期にムダ毛が気になって自己処理をするようになると、以下のような肌トラブルを起こす原因になることがあります。
- ムダ毛の自己処理による肌トラブル
- ・カミソリ負け
毛をカミソリで剃ることにより痛みや痒み、出血などの症状がでる - ・毛嚢炎
毛根を包んでいる毛包部に小さな傷ができ、細菌に感染、炎症を起こす症状 - ・埋没毛(埋もれ毛)
自己処理により毛穴が傷つき肌の角質が厚くなることで、毛先が肌表面に出られず肌の下で長く成長してしまった状態 - ・色素沈着
カミソリや脱毛テープ、除毛クリームなどにより肌の角質も削り取ってしまうことで、傷ついた部分が黒ずんでしまう
- ・カミソリ負け
とくに毛抜きやワックスでの処理は肌や毛穴に大きな負担をかけるので、毛嚢炎や埋没毛を起こしやすくなります。
近年は、除毛クリームによる肌トラブルも増加傾向にあります。
医療脱毛を受けることで、自己処理の頻度も減らすことができるので、これらの肌トラブルの軽減につながるでしょう。
参考:「若者の除毛剤による皮膚障害に注意!-顔面には使用しないで!使用方法とともに、契約内容も必ず確認を!-」(消費者庁)
コンプレックスや悩みの解消につながる
毛深いなど体毛に関する悩みは本人にとっては切実ですが、周囲に理解してもらえず、一人で悩む子どもも多いものです。
中には毛深いことが気になって夏でも長袖・長ズボンしか着られない、水着なんてもってのほかという子どもも少なくありません。
医療脱毛を始めると回数を重ねるごとに脱毛効果を実感できるので、コンプレックスや悩みの解決につながるでしょう。
お金と時間の節約につながる
思春期以降に医療脱毛を受ければ、その後のムダ毛処理にかかるお金と時間の節約になります。
医療脱毛はレーザーで毛を作る組織そのものを破壊してしまう施術なので、理論的には一度破壊された毛根から新しい毛は生えてきません。
医療脱毛にはある程度まとまった費用がかかりますが、長期的に考えればコスパが良いと考えられます。
たとえばカミソリ代などで月1,000円が必要な場合、15歳から45歳まで自己処理を続ければ36万円もの費用がかかることになるためです。
子どもの医療脱毛のデメリット
脱毛可能な年齢になってから子どもが医療脱毛を受ける場合も以下のデメリットはあるのでよく親子で相談しながら検討しましょう。
- 子どもの医療脱毛のデメリット
-
- ・まとまった費用がかかる
- ・施術時に痛みを感じる場合がある
- ・施術後に肌トラブルが起こる場合がある
まとまった費用がかかる
医療脱毛を受ける場合、全身脱毛は5〜6回で5万円〜25万円程度(相場:約11万5,000円)、ワキ脱毛は2,500円〜4万円程度(相場:約1万5,250円)と、ある程度まとまった費用がかかります。
ただし、中学生以上の場合は学割制度が設けられているクリニックも多く、大人よりも安く施術を受けることができます。
費用が心配な場合は、いくつかのクリニックで無料カウンセリングを受けてから比較検討するのもおすすめです。
施術時に痛みを感じる場合がある
最近はほとんどのクリニックの脱毛機が冷却機能付きで照射時の痛みを抑えられるようになってきていますが、部位によってはバチッとした痛みを感じる可能性があります。
特に脇やデリケートゾーン(VIO)は太い毛が密集しているので、脱毛時に多くの熱が発生し、痛みを感じやすい部位です。
痛みが不安な場合は蓄熱式の脱毛機を採用しているクリニックを選ぶのもポイント。
蓄熱式は、低出力のレーザーを繰り返し当てることで毛根をジワジワ温めて脱毛を促す方法なので、従来の熱破壊式よりも痛みを感じにくいでしょう。
参考:医療レーザー脱毛は痛い?痛みを感じやすい部位や対策を解説&経験者100人調査の結果も紹介
施術後に肌トラブルが起こる場合がある
医療機関で行われる医療脱毛は医師が安全面に配慮して施術が行われていますが、以下のような肌トラブルが起こるリスクもあります。
- 施術後の肌トラブルの例
-
- ・軽い炎症…毛穴の周りの皮膚に炎症とむくみが起こる
- ・毛嚢炎(毛包炎)…毛根を包む部分に細菌が入り炎症を起こす
- ・硬毛化…今までなかった剛毛の太い毛が生えてくる
- ・増毛化…今までは毛が生えてなかった部位に毛が生える
- ・火傷…肌に赤みやひりつきが出る。日焼けや乾燥した肌は火傷リスクが高い
ただし、上記の症状が出た場合も医療脱毛であれば速やかに医師の診察を受けられ、必要に応じて処置・薬の処方を受けられるので必要以上に不安に感じることはありません。
子どもの医療脱毛の注意点
子どもが医療脱毛を受ける際は以下の点にも注意して検討しましょう。
本人の気持ちをよく確認する
子どもが医療脱毛を受ける場合、事前によく本人の気持ちを確認することが大切です。
医療脱毛ではクリニックに通い続けなくてはならず、施術には痛みを伴う場合もあります。
そのため、子ども本人の意思が明確に定まっていることが、子どもが医療脱毛を受ける前提となります。
親の意向だけで施術を受けた場合、通うことが苦痛になったり、後悔につながったりする可能性もあります。
医療脱毛を受ける年齢によってはまた生えてくる可能性もあるので、時期についてもしっかりと親子で話し合いましょう!
未成年の場合は保護者の同席・同意書が必要
医療脱毛を未成年が受ける場合は、原則として保護者の同意書が必要です。
さらに、年齢によってはカウンセリングへの保護者の同席が求められるところもあります。
気になるクリニックがあったら、事前に未成年が利用する場合のルールをよく確認しましょう。
日焼け対策を行う
医療脱毛を受ける場合は日焼け対策が必須です。
施術部位を日焼けしてしまった場合、炎症のある間は施術を受けられなくなってしまいます。
また、炎症が治まった後も日焼けによって肌のトーンが暗くなれば、レーザーが肌のメラニンにも反応してしまうので出力を下げなくてはならず、脱毛効果も下がってしまいます。
学生の場合は体育の授業や部活など屋外で活動する時間も長いので、日焼け止めクリームも活用してしっかりとした日焼け対策を心がけましょう。
子どもの医療脱毛に関するよくある質問
最後に子どもの医療脱毛に関するよくある質問に回答していきます。
医療脱毛を始める平均年齢は?
編集部が医療脱毛の経験者100人に医療脱毛を始めた年齢を聞いたところ、最も多かったのは22歳以上25歳未満(25人)。
続いて18歳〜22歳未満(21人)、25歳以上30歳未満(18人)という結果になりました。
ただし、これは現時点でのデータで、美意識の変化や医療脱毛の料金の低下に伴って低年齢化していく可能性もあります。
また、介護脱毛の広がりもあり、40代以降に医療脱毛をはじめる人も増えていくと考えられます。
- 調査データ
-
- 調査対象:医療脱毛を受けたことのある女性100人
- 調査内容:初めて医療脱毛を受けた年齢について
- 調査時期:2024年7月
- 調査方法:インターネット調査
肌にやさしい自己処理方法は?
医療脱毛前、または医療脱毛ができる年齢になるまでの自己処理には、電気シェーバーがおすすめです。
自己処理に最もよく使われるのはカミソリですが、カミソリは毛と一緒に肌の角質層もそぎ落としてしまい、肌荒れや乾燥を引き起こしやすくなります。
毛を剃るときに肌や毛穴を傷つけると毛嚢炎や埋没毛になる可能性もあります。
電気シェーバーは肌に刃が直接当たらないしくみなので、肌トラブルを起こしにくく、安心して自己処理ができます。
正しいシェービング方法は次の記事も参考にしてください。
ムダ毛の自己処理どうしてる?全身の正しいムダ毛処理方法と注意点
医療脱毛を始めるならジュノ(JUNO for WOMEN)がおすすめ
ジュノ(JUNO for WOMEN)は関東を中心に院を拡大中の美容クリニックで、医療脱毛も提供しています。
医療脱毛は12歳から契約可能で、全身脱毛は月額会員制、部分脱毛は都度払い制を採用し、学生でも利用しやすい料金形態なのもポイントです。
気になる人が多い脇脱毛は1回4,000円で、医療脱毛を一度試してみたいと思っている人には全身脱毛1回9,800円のお試しプランも用意されています。
また、強力な冷却機能を搭載している蓄熱式脱毛機を使用しているので、痛みが不安な方にもおすすめ。
まずは気軽に無料カウンセリングでご相談ください。
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- 24時間以内のご予約で9,800円で全身脱毛ができる1回体験プランも実施中
- 熱破壊式/蓄熱式の切り替え可能なダイオードレーザー脱毛機を導入
- 従来機種に比べ短時間での施術が可能なので、予約が取りやすい
- 参考文献・URL
-
「テストステロンの成長に伴う変化」(西別府病院)
「若者の除毛剤による皮膚障害に注意!-顔面には使用しないで!使用方法とともに、契約内容も必ず確認を!-」(消費者庁)
Matsuo N. Skeletal and Sexual Maturation in Japanese Children. Clin Pediatr Endocrinol. 1993,2,1-4
「性分化疾患の診断と治療」(日本小児内分泌学会)
「小児の診療における成長曲線の活かし方」(藤田医科大学岡崎医療センター)
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