毛周期とは?脱毛効率が格段に変わる!部位別サイクルと最適な施術間隔

【皮膚科医監修】毛周期とは何か?脱毛との関係や見分け方、部位別の期間を解説

効率的で満足度の高い脱毛効果を得るために、「毛周期」の理解は欠かせません。

毛周期とは、毛が成長し、抜け落ち、休止するまでの生え変わりのサイクルのことです。

脱毛効果を期待できるのは、毛周期のうち「成長期」の毛だけです。全体の毛の中で成長期にある毛は、わずか20%前後に過ぎません。

そのため、毛周期を無視して脱毛を進めると「ムダ打ち」となり、結果的に脱毛卒業までの回数が増え、費用や時間がかかってしまうことになります。

本記事では、毛周期の仕組みから部位別のサイクル、ベストな施術間隔まで徹底解説します。

毛周期を味方につけて、効率よく脱毛しましょう。

  • ※本記事は2025年11月時点の情報をもとにまとめています。
  • ※記事内の金額は税込の表示となります。
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毛周期とは?

「毛周期」とは、毛の生え変わりのサイクルのことです

毛周期のイメージ

脱毛の毛周期のイメージを表したgif

髪の毛やまつげが自然に抜けるのは、毛周期があるから。

すべての毛は
  • 毛が伸びる「成長期」
  • 毛が抜ける「退行期」
  • お休み期間の「休止期」
を繰り返しているのです。

1. 成長期

「成長期」とは、文字通り、毛が成長して伸びている時期をいいます。

成長期は、大きく「前期」と「後期」に分けられます。

成長期前期
  • 毛乳頭(毛根の底のくぼんだ部分)から栄養をもらった毛母細胞(毛根の上の部分)が分裂して、毛が伸び始める
  • 毛はまだ皮膚の外まで伸びていない
成長期後期
  • 毛母細胞がさらに活発に分裂する
  • 皮膚の外まで毛が伸びる

2. 退行期

「退行期」とは、毛が毛穴から抜け落ちる準備を始める時期です。

毛がある程度の長さまで伸びて成長が止まり、徐々に毛根が押し上げられます。

退行期の毛は、毛母細胞が活発に分裂している成長期と異なり、黒い色素(メラニン)が薄くなります。

3. 休止期

「休止期」とは、新しい毛が生えるまでの休憩期間です。

毛根が完全に離れて抜け落ちます。

ある程度経つと再び発毛細胞が活発になり、毛は成長期に入ります。

脱毛と毛周期の関係は?

「毛周期に合わせて脱毛すると効果が出やすい」と聞いたことがある人もいるでしょう。

毛周期が脱毛効果に影響するのは嘘ではありません

毛周期には、脱毛効果の出やすい期間と出にくい期間が存在します。

続けて詳しく見ていきましょう。

脱毛に適しているのは「成長期」の毛だけ

脱毛に使う光やレーザーに反応するのは、成長期の毛だけです。

脱毛機の光やレーザーは、毛の黒い色素(メラニン)に反応して熱を発生させ、その熱で毛乳頭やバルジ領域といった毛を生やす組織にダメージを与える仕組みだからです。

レーザー脱毛の仕組み

レーザー脱毛の仕組み

退行期や休止期の毛は、以下の理由で脱毛効果が期待できません。

  • メラニンが少ない
    毛母細胞の分裂が盛んな成長期の毛と異なり、退行期と休止期の毛は色が薄く、脱毛機の光やレーザーが反応しづらくなります。

  • 毛と毛乳頭が離れている
    仮に光やレーザーが反応したとしても、退行期と休止期の毛は毛乳頭から離れているため、毛乳頭に熱が伝わりません。

毛乳頭にダメージを与えられなければ、毛が抜けても再び生えてくる可能性があるので、ムダ打ちになってしまうでしょう。

毛周期があるから医療脱毛でも5回程度の施術が必要

毛周期をふまえると、医療脱毛では定期的に剃らなくていい程度にまで毛をなくすのに、少なくとも5回以上の施術が必要です。

実は、成長期の毛は全体の約20%に過ぎません。

ですから、1回の脱毛施術ですべての毛をなくすことはできず、新たに成長期に入った毛があとから生えてきます。

参考:医療脱毛は5回で終わらない!?ツルツルになる回数は?

医療脱毛の経過のイメージ

ちなみにエステ脱毛の場合は、同じ状態になるまでに12〜18回程度の施術が必要といわれています。

1回あたりの費用はエステ脱毛の方が安く見えても、総額では医療脱毛の方が安くなるケースがあるのはこのためです。

必要回数は部位や毛量、毛質、肌質などによっても変わるので、カウンセリングの際に確認してみましょう。

蓄熱式脱毛なら毛周期は関係ない?脱毛方式と毛周期の誤解

一部のクリニックでは「蓄熱式脱毛だから毛周期に関係なく施術が可能」と説明されるケースがあるようです。

しかし、蓄熱式脱毛であっても毛周期は無視できません

蓄熱式脱毛とは、毛の生成を促す司令塔である「バルジ領域」などを狙って、低出力のレーザーを連射する照射方式です。

バルジ領域は毛根の深い部分ではなく皮膚の浅い部分にあるため、「毛が毛乳頭から離れている退行期や休止期でも狙える」と考えられがちです。

毛の構造

しかし、蓄熱式脱毛も従来の熱破壊式と同様に、毛の黒い色素(メラニン)にレーザーを反応させ、発生した熱で発毛組織を破壊する仕組み自体は同じです。

そのため、蓄熱式であっても、発毛組織に熱が伝わりやすい成長期に合わせて施術を受けることが、最も効率よく脱毛を完了させるためのポイントとなります。

とはいえ、蓄熱式脱毛は熱破壊式脱毛に比べて痛みが弱いという大きな利点があります。

「脱毛はしたいけれど痛みが不安」という方は、ぜひ蓄熱式脱毛をご検討ください。

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顔・VIO・ワキ…部位別の毛周期と施術間隔

座って首をかしげる女性

毛周期は体の部位によって大きく異なります

具体的には、成長期の長さや、成長期の毛が全体に占める割合が違うのです。

例えば、髪の毛は成長期が2〜6年と非常に長く、全体の約9割を占めます。

一方、脱毛施術の対象となる体毛は成長期が短く、その割合も少ないのが特徴です。

部位ごとの毛周期の違いを理解し、適切な間隔で施術を受けることが、効率的な脱毛のポイントとなります。

体の部位別の毛周期と施術間隔の目安

部位 成長期の期間 休止期の期間 成長期の毛の割合 施術間隔の目安
頭髪 2~6年 3~4か月 85%
鼻の下 16週
(約3.7ヶ月)
6週
(約1.4ヶ月)
65% 1ヶ月〜1ヶ月半
あごひげ 1年 10週
(約2.3ヶ月)
70% 1ヶ月〜1ヶ月半
ワキ 4ヶ月 3ヶ月 30% 1ヶ月半〜2ヶ月
13週
(約3ヶ月)
18週
(約4.1ヶ月)
20% 2〜3ヶ月
VIO 4ヶ月 3ヶ月 30% 1ヶ月半〜2ヶ月
16週
(約3.7ヶ月)
24週
(約5.5ヶ月)
20% 2〜3ヶ月

顔(産毛)

顔の産毛は、体毛の中でも特に毛周期が短く、成長期も短いのが特徴です。

そのため、効率よく脱毛を完了させるには、1ヶ月〜1ヶ月半程度の間隔で通うのが理想です。

顔の産毛は色が薄く細い毛が多いため、レーザーが反応しづらく、他の部位よりも多くの回数が必要となることがあります。

しかし、毛周期が短い分、適切な間隔で施術を重ねることで、脱毛期間の短縮も可能です。

ワキ・VIO

ワキやVIOの太く濃い毛は、成長期は4ヶ月程度と比較的長いものの、成長期の毛の割合は約30%と低めです。

このことから、ワキ・VIOを脱毛するなら、1ヶ月半〜2ヶ月程度の間隔が目安となります。

多くの毛が成長期に入るタイミングを狙い、回数を重ねていくことで効果的にアプローチできるでしょう。

腕・脚・お腹・背中など

腕や脚をはじめ、お腹や背中といった体幹の毛は、成長期の毛の割合が約20%と全身の中でも低いグループに入ります。

そのため、次に成長期に入る毛を効率よく狙うには、2〜3ヶ月と長めに間隔を空けることがポイントです。

焦って短すぎる間隔で通ってしまうと、成長期の毛が少なくなり、「ムダ打ち」になって総回数が増えてしまうリスクがあるので注意しましょう。

男性のヒゲ

男性のアゴヒゲは、成長期が約1年と非常に長く、成長期の毛の割合も約7割と高いことが特徴です。

このように成長期の毛が多いことから、1ヶ月程度の短い間隔で施術を受けることが最も効率的です。

ただし、ヒゲの毛根は深く密度も高いことから、効果を実感できるまでに他の体毛よりも回数が必要になる傾向も見られます。

毛周期が乱れる原因と対策

伸びをする女性

効率的に脱毛するには、毛周期に合わせて施術を受けることが大切です。

しかし、毛周期はちょっとしたことで簡単に乱れてしまいます

毛周期が乱れると、成長期の毛が増えたタイミングを狙うことが難しくなるため、せっかくの脱毛施術が「ムダ打ち」となってしまうことも……。

脱毛効果を最大化するためにも、毛周期が乱れる主な原因と対策を理解しておきましょう。

(1)ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモン(エストロゲン)や男性ホルモン(テストステロン)は毛の成長に深く関わっているため、ホルモンバランスが乱れると毛周期も乱れてしまいます。

特に女性の場合は、妊娠・出産、更年期にホルモンバランスが変化し、毛周期も乱れやすくなります。

そのほか、過度なストレスや慢性的な睡眠不足、急な体重減少などもホルモンバランスを乱す大きな要因となるので注意が必要です。

【対策】規則正しい生活とストレス管理

ホルモンバランスの乱れを防ぐためには、規則正しい生活と質のよい睡眠を心がけることが大切です。

ストレスは小まめに発散し、溜めないことがポイント。自分に合ったストレス解消法をいくつか見つけておきましょう。

(2)毛抜きやワックスなどによる自己処理

毛抜きやワックスなど「抜く」自己処理も、毛周期を乱す原因となります。

毛を毛根から引き抜くことで毛周期のサイクルが強制的にリセットされ、次に生えてくる毛が成長期に入るタイミングが予測できなくなってしまうのです。

さらに、脱毛施術に使うレーザーや光は毛の黒い色(メラニン)に反応するため、毛穴に毛根が残っていなければターゲットそのものが存在しないことになり、脱毛効果が全く得られなくなってしまいます。

【対策】自己処理には電気シェーバーを使う

脱毛期間中の自己処理には、電気シェーバーを使用しましょう。

電気シェーバーであれば肌を傷つけずに表面の毛だけを処理でき、毛根や毛周期に影響を与えることはありません

参考:ムダ毛の自己処理どうしてる?全身の正しいムダ毛処理方法と注意点

毛周期に関するよくある質問

毛周期の調べ方や見分け方はありますか?

残念ながら、毛周期の調べ方や見分け方はありません

脱毛効果を最大化するために「成長期の毛が多いタイミングを見極めて脱毛施術を受けたい」と考える方も多いですが、毛周期を見分けることは不可能です。

同じ部位であっても、1本1本の毛は異なる毛周期を持っています。

また、肌の上に伸びている毛であっても、成長期と退行期が混在しており、肉眼で見分けることはできません。

そのため、多くのクリニックやサロンでは、ある程度毛が生えそろってきたタイミングを目安として施術を進めています。

ある程度毛が生えそろっていれば、それだけ成長期を迎えた毛が増えたと考えられるからです。

脱毛間隔が空きすぎると、それまでの脱毛効果はなくなりますか?

医療脱毛であれば、前回の施術から間隔が長く空いてしまっても、効果がなくなる心配はありません

これまでの施術で発毛組織をきちんと破壊できていれば、その毛根は新たに毛を作る能力を失っているためです。

脱毛後に再び生えてきたかのように見える毛は、前回の施術時に退行期や休止期だった毛が、時間が経って成長期に入り伸びてきたものです。

ただし、家庭用脱毛器やエステ脱毛の場合、毛を作る組織を完全には破壊できないため、ダメージから回復した毛が再び生えてくる可能性はあります。

2週間ごとなど、短い間隔で脱毛に通うとどうなりますか?

短い間隔で脱毛施術を受けると、結果的に脱毛卒業までにかかる総回数が増えるおそれがあります

前回の施術から期間をおかずに次の施術を受けると、前回の施術時に休止期だった毛が、まだ成長期に入っていない段階で光やレーザーを照射することになります。

そうすると、光やレーザーに反応する成長期の毛が少なくなり、1回あたりの脱毛効率が低下してしまうのです。

例えば、成長期の毛が全体の5%しか生えそろっていないタイミングで施術を受ける場合、全体に照射するには単純計算で20回の施術が必要となります。

できるだけ少ない回数で脱毛から卒業したいなら、毛周期に合わせた適切な間隔を守ることが重要です。

脱毛完了までに必要な回数はどのくらいですか?

医療脱毛の場合、自己処理がラクになるまでには5回程度、ツルツルを目指すなら8〜10回程度が目安です。

成長期の毛の割合は全体の約20%のため、1回の施術で全ての毛を処理することはできません。

そのため、全体に照射できるまでに最低でも5回ほどの施術が必要となるのです。

参考:医療脱毛は5回で終わらない!?ツルツルになる回数は?

脱毛を始めるのにベストなタイミングや季節はありますか?

季節に関係なく、思い立った時がベストなタイミングです。

一般的に、秋から冬にかけて脱毛を始めるのが推奨されていますが、これは施術前後の日焼けを避ける必要があることや予約の取りやすさを考慮したものです。

いずれにしても、医療脱毛は毛周期に合わせて約1年〜1年半程度の期間をかけて施術を受ける必要があります。

そのため、思い立った時に始めるのが一番効率的と言えるでしょう。

毛周期に合わせて医療脱毛するならジュノがおすすめ

毛周期の仕組みを理解したあなたは、できるだけ効率的に脱毛施術を受けたいと考えているのではないでしょうか。

しかし、医療脱毛を受けている人の中には「コースの有効期限が決まっているから、間に合わせるためには定期的に行かざるを得ない」といった悩みを持つ人も少なくありません。

毛が生えそろう前に施術を受けることは、脱毛効率を下げてしまう原因となります。

そこでジュノ(ジュノビューティークリニック)では、完全都度払い制を導入

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