ヒゲ脱毛しないほうがいい?デメリットや後悔しないポイントも解説

ヒゲ脱毛しないほうがいい?デメリットやメリット、後悔しないポイントも解説

ヒゲ脱毛をしたいけど、始めてから後悔したくない」「ヒゲ脱毛はしないほうがいいってホント?」と思う人も多いのではないでしょうか。

ヒゲ脱毛にもデメリットがあり、後悔する可能性もゼロではありません。

ヒゲ脱毛をしないほうがよかったと後悔しないためには、以下の3つのポイントをおさえておくことが大切です

この記事では、ヒゲ脱毛のデメリット・メリットから、ヒゲ脱毛で後悔しないためのポイントまで、わかりやすく解説します。

ヒゲ脱毛できるクリニックについてもう少し詳しく知りたい人は、ヒゲ脱毛のおすすめクリニックについて紹介している記事も参考にしてください。

ヒゲ脱毛の後悔につながりやすいデメリットとは?

ヒゲ脱毛にはデメリットもあります

デメリットがあることを知らずにヒゲ脱毛の施術を受け、「しないほうがよかった」と後悔することのないよう、事前に理解しておきましょう。

ヒゲ脱毛のデメリット
  1. 一度にまとまった費用がかかる
  2. 脱毛完了までに時間がかかる
  3. 施術時に強い痛みを感じる可能性がある
  4. 施術後に肌トラブルが起こる可能性がある
  5. ヒゲを生やしたくなっても生えてこない可能性がある

ヒゲ脱毛の5つのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

一度にまとまった費用がかかる

ヒゲ脱毛の施術には、ある程度まとまった費用がかかります。

費用は、脱毛方法、脱毛する範囲、施術回数によって変わります。

クリニックで行う医療レーザー脱毛の相場は3部位4〜6回で約49,000円、サロンで行うエステ脱毛(光脱毛)の相場はヒゲ全体8〜10回で約111,500円です

▼医療レーザー脱毛によるヒゲ脱毛の相場
施術回数 3部位4~6回
料金の相場 14,000円〜99,000円程度
相場 約49,000円
▼エステ脱毛(光脱毛)によるヒゲ脱毛の相場
施術回数 全体8~10回
料金の相場 99,800円~120,600円程度
相場 約111,500円

ヒゲ脱毛の相場や費用を抑えるコツについては、ヒゲ脱毛の値段について解説している記事も参考にしてください。

脱毛完了までに時間がかかる

ヒゲ脱毛は、一度の施術では終了しません。

1〜2ヶ月程度の間隔を空けて、少なくとも5回程度は通う必要があります

脱毛回数は、どんな仕上がりを目指すかや脱毛方法、毛量・毛質によって異なります。

事前の無料カウンセリングで確認することをおすすめします。

▼医療レーザー脱毛によるヒゲ脱毛の回数の目安
目指す仕上がり 自己処理の回数を減らす 自己処理不要になる
必要回数・期間
(ヒゲが薄い場合)
3~5回(3ヶ月~10ヶ月) 5~8回(5ヶ月~1年4ヶ月)
必要回数・期間
(ヒゲが濃い場合)
5~10回(5ヶ月~1年10ヶ月) 10~15回(10ヶ月~2年6ヶ月)
▼エステ脱毛(光脱毛)によるヒゲ脱毛の回数の目安
目指す仕上がり 自己処理の回数を減らす 自己処理不要になる
必要回数・期間
(ヒゲが薄い場合)
8〜10回(8ヶ月~1年8ヶ月) 10〜15回(10ヶ月~2年6ヶ月)
必要回数・期間
(ヒゲが濃い場合)
10〜15回(10ヶ月~2年6ヶ月) 15〜20回(2年6ヶ月~3年4ヶ月)

施術時に強い痛みを感じる可能性がある

鼻下をはじめ、ヒゲが生えている部分は、痛みを感じやすいといわれます。

痛みの正体は、光やレーザーを照射した際に発生した熱。

ヒゲは黒くて太いため大きな熱が発生しやすく、皮膚も薄いので痛みを感じやすいのです。

痛みをやわらげたい場合、医療機関で行う医療レーザー脱毛なら、麻酔を使用できます。

エステサロンの脱毛では、医療機関ではないので麻酔は使用できません。

ヒゲ脱毛の実際の痛みや痛みを抑える方法については、ヒゲ脱毛の痛みについて詳しくまとめた記事も参考にしてください。

施術後に肌トラブルが起こる可能性がある

光やレーザーによるヒゲ脱毛の施術では、以下のような肌トラブルが起こる可能性があります。

赤み・腫れ 施術後に、肌が赤くなりヒリヒリ感が出ることがあります。
毛嚢炎(もうのうえん) 毛根を包む毛嚢が炎症を起こした状態です。ニキビのようなブツブツができます。
火傷(やけど) 赤みが出てヒリヒリしたり、水ぶくれができます。
硬毛化・増毛化 脱毛後に今までより硬い毛が生える場合があります。

医療レーザー脱毛の場合は、施術を受けたクリニックに相談すれば診察・治療などに対応してもらえます

エステ脱毛の場合、自分で皮膚科などを受診しなくてはいけない場合があります。

ヒゲを生やしたくなっても生えてこない可能性がある

医療レーザー脱毛では、再びヒゲを生やしたくなっても、生えない可能性が高いことに注意しましょう。

医療レーザー脱毛は、永久減毛を目指した施術です。

永久減毛とは
レーザー脱毛に用いられる永久脱毛の定義。
毛が生え変わる毛周期を超えても、毛量があきらかに減った状態が続くこと。

エステ脱毛は、一時的に毛の再生を抑制する施術です。

時間が経てばヒゲは再生しますが、元の状態には戻らないとされています。

ヒゲ脱毛のメリットとは?

ヒゲ脱毛には、デメリットだけでなく、次のような4つのメリットもあります。

ヒゲ脱毛のメリット
  1. 自己処理の手間が減る
  2. 自己処理による肌トラブルが軽減される
  3. 長い目で見ると節約になる
  4. 清潔感が増す

自己処理の手間が減る

ヒゲ剃りをする男性

多くの男性は、1日1回程度はヒゲを剃っているでしょう。

ヒゲ脱毛をすれば、自己処理の頻度が徐々に減っていきます

毎日の自己処理を面倒だと感じる人にとって、その手間が減るのは大きなメリットです。

自己処理による肌トラブルが軽減される

自己処理によるカミソリ負けで、肌荒れやかゆみ、炎症などが見られることがあります。

カミソリ負けの原因はヒゲを剃るときに、肌の表面も削り落としてしまっているため

ヒゲ脱毛をすれば、施術後に一過性の肌トラブルが生じる可能性はありますが、カミソリ負けなど自己処理による肌トラブルは次第に軽減されます。

脱毛期間中の自己処理には、肌に直接刃が触れない電気シェーバーがおすすめです。

長い目で見ると節約になる

ヒゲ脱毛のデメリットで挙げた「まとまった費用がかかる」「時間がかかる」という点は、長期的に見れば「節約」というメリットになります。

ヒゲが生える限り、自己処理は続けなくてはいけません

カミソリの替え刃や、シェービングジェルなどの消耗品がずっと必要になりますし、鏡の前で自己処理をする時間もかかります。

自己処理にかかる時間を1日10分、消耗品が1ヶ月2,000円と仮定して、30年間毎日続けると約72日もの時間と720,000円ものお金がかかることになります。

  • 時間:10分×365日×30年=1825時間(約76日)
  • お金:2,000円×12ヶ月×30年=720,000円

しかし、ヒゲ脱毛を受ければ数万円〜十数万円のコストはかかりますが、1〜2年程度で毎日の自己処理の負担から解放されるでしょう。

つまり、長い目で見ればヒゲ脱毛は決して高額ではなく、ヒゲ脱毛に通う時間を差し引いても、自分の時間が増えるというメリットがあるのです。

清潔感が増す

ヒゲ脱毛をすると、肌が明るく見えるようになり、清潔感が増したりして、周囲の人に好意的に受け止められるケースが多く見られます。

剃り残しと思われがちな青ヒゲが減り、カミソリ負けなどの肌トラブルなどがなくなることによるメリットです。

▼ヒゲ脱毛の症例(医療脱毛)
メンズ医療脱毛を実際に受けた人の症例写真 メンズ医療脱毛を実際に受けた人の症例写真
詳細

出典:ゴリラクリニック

治療内容:ヒゲ脱毛6部位12回

費用:ヒゲ脱毛6部位12回157,800円、笑気麻酔6回20,000円

治療部位:鼻下・アゴ・アゴ下・ほほ・もみあげ・首

治療回数:10回

使用機器:ジェントルヤグ、ライトシェアデュエット

リスク・副作用:術後一時的な肌荒れ。軽い炎症

施術院:ゴリラクリニック新宿本院(0120-987-118)

ヒゲ脱毛で後悔しないためのポイント

ヒゲ脱毛で後悔しないために気を付けたいのが、次の3つのポイントです。

次に1点ずつ解説します。

1. ヒゲ脱毛が必要かどうかを検討する

ヒゲ脱毛を受けると、後からひげを生やしたくなっても、生えない可能性が高くなります。

本当にヒゲ脱毛をするべきかどうか、あらかじめよく検討しましょう。

将来、ヒゲを生やしたくなる可能性があるなら、部分脱毛やデザイン脱毛という選択肢もあります

たとえば、将来口ヒゲ・あごヒゲを生やしたいなら、ほほ・もみあげ・あご下・首だけ脱毛する方法です。

ヒゲを残したい部位も、希望に応じて不要な部分だけ脱毛できます。

▼ヒゲ脱毛の範囲の例(参考図) ヒゲ脱毛の範囲の例 ▼デザイン脱毛の症例(医療脱毛)
ヒゲ脱毛(デザイン脱毛)を実際に受けた人の症例写真 ヒゲ医療脱毛(デザイン脱毛)を実際に受けた人の症例写真
詳細

出典:ゴリラクリニック

治療内容:ヒゲ脱毛5部位6回

費用:ヒゲ脱毛5部位6回70,800円

治療部位:ほほ・アゴ下

治療回数:5回

使用機器:ジェントルレーズ、ライトシェアデュエット

リスク・副作用:術後一時的な肌荒れ。軽い炎症

施術院:ゴリラクリニック新宿本院(0120-987-118)

2. 自分の希望に合ったヒゲ脱毛方法を選ぶ

これまで説明したように、ヒゲ脱毛には

  • 脱毛サロン等でのエステ脱毛(光脱毛、美容脱毛)
  • クリニックでの医療レーザー脱毛(医療脱毛)
の2種類があり、脱毛効果や回数などが違います。

それぞれの特徴を知り、自分に合った脱毛方法を選びましょう。

▼医療レーザー脱毛とエステ脱毛の違い

医療脱毛とエステ脱毛の違いを表した図

種類 医療レーザー脱毛
(医療脱毛)
エステ脱毛
(光脱毛、美容脱毛)
脱毛方法 レーザーを毛のメラニンに反応させ、発生した熱で発毛組織を破壊する 光(IPLなど)を毛のメラニンに反応させ、発生した熱で発毛組織にダメージを与える
施術場所 医療機関(クリニック、病院) 脱毛サロン、エステなど
施術者 医師または看護師 エステティシャン
目的 永久減毛

※長期的に毛が生えないようにする

一時的な抑毛・減毛

※一時的に毛の成長を抑制する

痛み 比較的強い

※麻酔の使用も可能

比較的弱い

※麻酔は使用できない

施術回数の目安※ 5〜6回 10〜15回
肌トラブル 医師の診察・薬の処方が可能 店舗で対応できないため、皮膚科等を受診する

※自己処理の頻度が減るまでの必要回数の目安

医療脱毛(医療レーザー脱毛)

医療レーザー脱毛は、永久脱毛(永久減毛)を目指したい人や、少ない回数で効率的に脱毛したい人に向いています

エステ脱毛に比べて、痛みを感じやすいというデメリットがありますが、医療機関なので麻酔を利用することが可能です。

また、最近はほとんどのクリニックが、痛み対策として冷却機能付きの脱毛機を採用しています。

肌が弱い人は、肌トラブルが起こった際に医師の診察を受けられるクリニックを選ぶと安心です。

エステ脱毛(光脱毛)

医療脱毛の痛みが不安な人や、定期的にメンテナンスに通える人は、エステ脱毛(光脱毛)という選択肢もあります

エステ脱毛の中でも、蓄熱式(SHR)脱毛機は、痛みを感じにくいといわれています。

エステ脱毛の目的は、一時的に毛を生えにくくすること。

再び毛が生えてきたらメンテナンスしなくてはいけませんが、まず脱毛を試してみたいという人は、エステ脱毛を体験するのもいいでしょう。

3. ヒゲ脱毛期間中はスキンケアを怠らない

施術時の痛みの一因となるのが、肌の乾燥や日焼けです

乾燥した肌は、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を感じやすい状態です。

日焼けした肌も、光やレーザーが肌の黒色の色素(メラニン)に反応するため、痛みを感じやすくなります。

ヒゲ脱毛中は、化粧水や乳液でこまめに肌の保湿ケアをしたり、日焼け止めクリームや帽子を使うなどして、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

ヒゲ脱毛のデメリットについてのまとめ

ヒゲ脱毛のデメリットとして、以下の5点が挙げられます。

  • 一度にまとまった費用がかかる
  • 脱毛完了までに時間がかかる
  • 施術時に強い痛みを感じる可能性がある
  • 施術後に肌トラブルが起こる可能性がある
  • ヒゲを生やしたくなっても生えてこない可能性がある

できるだけ短期間でコスパよくヒゲ脱毛したいという人には、医療レーザー脱毛がおすすめです。

脱毛サロンで行われるエステ脱毛(光脱毛)に比べ痛みを感じやすいのが難点ですが、クリニックであれば麻酔クリームや笑気麻酔を使うことで痛みを抑えることができます。

将来ヒゲを生やしたい男性には、気になる部位だけ処理するデザイン脱毛も人気です。

必要回数や期間は個人差が大きいので、気になるクリニックが見つかったら、まずは無料カウンセリングで悩みを相談してみましょう。

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