脱毛後にアフターケアが必要な理由とは?具体的な方法と注意点を解説

脱毛後の肌は普段よりも敏感になっており、間違ったケアをすると、乾燥や赤み・かゆみなどのトラブルが起こる可能性があります。
肌トラブルを防ぎ、十分な効果を得るためには、適切なアフターケアが欠かせません。
この記事では、脱毛後にアフターケアが必要な理由や、基本のケア方法、肌トラブルが起きたときの対処法、脱毛後に避けた方が良い点について詳しく解説します。
- この記事でわかること
-
- 脱毛後にアフターケアが必要な理由
- 脱毛後のアフターケアの方法
- 脱毛当日にやってはいけないこと
- 脱毛後に肌トラブルが出た場合の対処法
- ※本記事は2025年5月時点の情報をもとにまとめています。
気になる内容をクリック
脱毛後にアフターケアが必要な理由
脱毛後の肌はデリケートな状態のため、施術後も適切なアフターケアを行わなければなりません。
アフターケアを怠ると、肌トラブルの発生や脱毛効果の低下につながる可能性があります。
そのため、施術後も自宅でのケアを行うことが重要です。
施術後の肌トラブルを防ぐため
施術後の肌は乾燥しやすく、肌トラブルが起こるリスクが高まります。
医療脱毛では、毛の黒い色(メラニン)に反応するレーザーを照射し、発毛組織を破壊しますが、その際に発生する熱の影響で施術後の肌は水分が奪われやすくなるためです。
また、熱の刺激で赤みやかゆみなどの肌荒れが出ることも全くないとはいえません。
さらに、肌のバリア機能が低下することで細菌が入りやすくなり、毛嚢炎(もうのうえん)と呼ばれる赤いブツブツができるケースもあります。
こうした症状の悪化を防ぐためにも、適切なアフターケアが重要です。
十分に脱毛効果を得るため
脱毛後に適切なケアを行わないと、十分な効果が得られない可能性があります。
肌の乾燥が続くと角質層が厚くなり、毛が抜けにくくなるといわれているためです。
また、角質層が厚くなると肌の表面が乱れ、レーザーが散乱しやすくなります。
その結果、レーザーのエネルギーが毛根まで十分に届かず、脱毛の効果が低下するリスクも高まります。
脱毛の効果を最大限に高めるためにも、アフターケアを徹底することが大切です。
脱毛後のアフターケアの基本は保湿と日焼け対策

脱毛後のアフターケアの基本となるのは、保湿と日焼け対策です。
光や医療レーザーを照射する脱毛の施術を受けると、熱によって肌の水分が奪われ、バリア機能が低下し、トラブルが起こりやすい状態になります。そのため、肌を守るための保湿ケアが欠かせません。
また、脱毛後に限らず、脱毛を継続している期間中は、基本的に日焼けを避けることが推奨されています。日焼けによりメラニンが増えると、レーザーの種類によっては色素沈着や熱傷(やけど)などのリスクが高まるためです。
さらに、肌が日焼けによる炎症を起こしている間は、次回の脱毛施術を受けることができなくなるケースもあります。
これは、脱毛のレーザーがメラニンに反応して熱を発生させるため、日焼けした肌では過剰に反応し、肌トラブルのリスクが高まるためです。
参考:日焼け肌や肌の色が濃い場合にも医療レーザー脱毛の施術を受けられますか?
次に、脱毛後の保湿方法や日焼け対策を見ていきましょう。
脱毛後の保湿方法
脱毛後の肌を健やかに保つためには、洗顔後や入浴後すぐに保湿を行うことが大切です。肌に水分が含まれている状態で保湿剤を塗ると、水分の蒸発を抑え、うるおいを維持しやすくなるでしょう。
保湿は朝晩2回行うと、より乾燥を防ぎやすくなります。化粧水やローションで水分を補給した後、乳液やクリームなどの油分を重ねると、保湿成分を肌にとどめやすくなります。
使用する保湿剤は、普段使い慣れた化粧品で問題ないと考えられますが、肌が敏感になっているため、エタノールや精油を含む製品は避けたほうがよいでしょう。
新しい化粧品を使用する場合は、パッチテストを行い、肌の状態を確認してからの使用が望ましいです。
脱毛後の日焼け対策
脱毛後は季節や時間帯を問わず、日焼け対策を行うことが大切です。
特に、冬は紫外線量こそ少ないものの太陽高度が低く、顔や首に紫外線を浴びやすいといわれており、油断は禁物です。
日焼けを防ぐためには、日焼け止めと物理的な遮断を併用するとよいでしょう。 帽子や日傘、長袖・長ズボン、UVカット素材の衣類などを活用することで、紫外線を直接浴びる機会を減らせます。
脱毛後の肌は非常にデリケートな状態です。日焼け止めを使用する際は、肌への負担を考慮し、紫外線散乱剤のみを使用した製品を選ぶと良いでしょう。
SPF値が高いほど紫外線防止効果は期待できますが、肌への負担も増えるため、日常使いにはSPF10〜20、PA++程度の日焼け止めが適しているといわれています。
脱毛当日にやってはいけないことは?

体を温めたり、肌に刺激を与えたりする行動を避けることが推奨されます。
施術後の肌は一時的に敏感になっており、赤みやかゆみが出やすい状態です。そのため、不適切な行動をとると炎症が悪化し、肌トラブルにつながる可能性があります。
特に赤みが出ている場合、施術後3日間は運動・入浴・飲酒を控えることが望ましいです。
脱毛当日に控えた方が良い行動について、見ていきましょう。
お風呂やサウナ
脱毛当日は、入浴やサウナは避け、ぬるめのシャワーで済ませたほうが良いとされています。
施術後の肌は熱の影響を受けやすく、湯船につかることで血行が促進され、赤みやかゆみが悪化する可能性があります。
また、サウナの高温環境は肌にさらなる負担をかけ、炎症を引き起こすリスクを高めるため注意が必要です。
脱毛の翌日以降、肌の状態を確認しながら、短時間で済ませる、お湯の温度を高く設定しすぎないなど、慎重に入浴を再開しましょう。
激しい運動
脱毛当日は、汗をかくような激しい運動を避けることが推奨されています。
体を動かすことで体温が上昇し、汗や摩擦が肌を刺激することで、赤みやかゆみを悪化させる可能性があります。
普段の軽いストレッチや短時間のウォーキング程度であれば問題がない場合もありますが、施術後の肌の状態を確認しながら慎重に行うことが大切です。
赤みや違和感が残っている場合は、無理に運動を再開せず、肌が落ち着いてから再開しましょう。
飲酒
脱毛当日は、アルコールの摂取を控えたほうが良いでしょう。
お酒を飲むと血流が良くなり、肌がほてって赤みやかゆみが強くなる可能性があります。
また、体内の水分が奪われやすくなるため、乾燥による肌トラブルのリスクも高まります。
施術後の赤みやかゆみが落ち着いたら、翌日以降に少量から再開し、肌の状態を確認しましょう。
マッサージ
脱毛当日は、施術部位へのマッサージを控えましょう。
マッサージによる圧や摩擦が、施術後の敏感な肌に刺激を与え、炎症を悪化させる可能性があるためです。
また、オイルやローションを使用する場合、成分によっては施術後の肌に刺激を与えることもあります。
施術部位の肌が安定するまでは、マッサージを控えることが望ましいでしょう。
脱毛後に赤みなど炎症症状が出た時の対処法
脱毛後の肌は敏感な状態になっており、赤みやヒリヒリ感、毛穴周辺のむくみなどの症状が現れやすくなっています。
これらの症状が現れている際の対処法を紹介します。
参考:医療脱毛のリスクと副作用
赤み・かゆみ・ヒリヒリ感がある時
施術後に赤みやかゆみ、ヒリヒリ感が現れた時は、冷却ケアを行うことが有効です。
保冷剤を清潔なタオルで包み、患部に優しくあてて冷やすことで、炎症を抑えることができます。
ただし、冷やしすぎると血流が悪くなり、肌への負担となる可能性があり注意が必要です。
1回につき5〜10分程度を目安にし、間隔をあけながら行うことが推奨されます。
通常、赤みは2〜3日くらいで自然に引くとされていますが、長期間続く場合や悪化する場合は、クリニックに相談しましょう。
赤いブツブツ(毛嚢炎)が現れた時
脱毛後に、顔(ヒゲ含む)やVIO、背中などにニキビのような赤いブツブツが現れた場合、毛嚢炎(もうのうえん)の可能性があります。
毛嚢炎は、脱毛施術により肌のバリア機能が低下し、毛穴に細菌が入り込むことで発生する炎症です。 毛嚢炎ができた場合は、患部を触らず、できるだけ清潔に保つことが大切です。
こすったり刺激を与えたりすると悪化する可能性があるため、洗顔やシャワーの際、優しく洗うようにしましょう。
通常、数日から1週間ほどで自然に治るとされていますが、症状が悪化したり長引いたりする場合は、クリニックに相談することが推奨されます。
脱毛後の自己処理の注意点
脱毛後、ダメージを受けた肌を休ませるために、3日〜1週間程度は自己処理を控えた方が良いとされています。
施術後、すぐに自己処理を行うと、肌への負担が増し、肌トラブルにつながる可能性があるためです。
自己処理を再開する際、肌に負担をかけない方法を選ぶことが重要です。脱毛後の自己処理で注意すべきポイントについて解説します。
毛抜きによる自己処理は控える
脱毛期間中は、毛抜きを使った自己処理は控えることが重要です。
毛抜きで毛を抜くと、毛根ごと取り除かれてしまうため、次回以降の脱毛施術で効果を得られなくなる可能性があります。
また、毛周期が乱れる原因にもなり、脱毛の間隔によっては、施術効果に影響を与えることも全くないとはいえません。
さらに、毛穴に負担がかかることで、埋没毛や色素沈着のリスクが高まるほか、細菌が入りこむと毛嚢炎になることもあります。
ワックス脱毛も毛抜きと同様に毛根から毛を引き抜くため、脱毛期間中は控えることが望ましいでしょう。
脱毛後のお手入れは電気シェーバーがおすすめ
脱毛後にムダ毛の処理をしたい場合は、電気シェーバーの使用が推奨されます。
電気シェーバーは、カミソリのように刃が直接肌に触れないため、カミソリに比べて肌への負担を抑えることができます。
電気シェーバーを使用する際は、毛の流れに沿って、肌に軽く当てながら剃ることがポイントです。
力を入れすぎると摩擦によって肌を傷つける可能性があるため、優しく丁寧に行うようにしましょう。
肌にやさしい脱毛ならジュノ

脱毛後の肌への負担を軽減したい場合は、施術方法や機器の選択も重要です。
ジュノ(ジュノビューティークリニック)では、幅広い毛質・肌質に対応したダイオードレーザー脱毛機「ラシャ」による医療脱毛を提供しています。
肌に負担がかからないよう、肌の状態や痛みを確認しながら施術を進めるのも特徴の1つです。
全身脱毛は月額会員制、部分脱毛は都度払い制となっているため、肌の状態やスケジュールに合わせた通い方が選べます。
初めてで痛みや効果が不安な方には、60分全身セレクトプラン(24時間以内の予約で9,800円)もありますので、お気軽にご相談ください。
初めての医療脱毛で痛みや効果が不安な人は、ぜひ試してみてくださいね。

\1回9,800円で全身脱毛体験!/
LINE友だち登録する- 全身の気になる部位だけ脱毛できる60分間セレクトプランが月額19,800円!
- 24時間以内のご予約で9,800円で全身脱毛ができる1回体験プランも実施中
- 熱破壊式/蓄熱式の切り替え可能なダイオードレーザー脱毛機を導入
- 従来機種に比べ短時間での施術が可能なので、予約が取りやすい
- ラシャ(Lasya)について
ラシャ(Lasya)は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
入手経路:各院で使用しているラシャ(Lasya)は韓国BLUECORE社により製造されたものをジュノ(ジュノビューティークリニック)の医師が輸入しております。
国内の承認医薬品等の有無:ラシャ(Lasya)と同一の性能・作用を持ち、日本国内で薬事承認を受けている医療機器はありません。
諸外国における安全性等に係る情報:主要な欧米各国で承認されている国はないため、海外においても現時点ではリスクは明らかになっていません。
-
医療脱毛は5回で終わらない!?ツルツルになる回数は?
-
医療脱毛ってぶっちゃけ効果ある?何回で終わるの?後悔しないための知識を解説
-
医療脱毛でよくある失敗事例とは?脱毛前に知っておきたい注意点
-
医療脱毛は産毛に効果ないって本当?必要回数やおすすめ機械を解説
-
脱毛の優先順位が高い部位は?脱毛経験者が多い部位・決め方を紹介
-
医療脱毛やエステ脱毛は併用できる?掛け持ちの注意点とは
-
医療脱毛とエステ脱毛の違いとは?効果・回数・費用・痛み別に解説
-
医療脱毛のおすすめ人気クリニック15選!全身脱毛の料金比較&選び方を解説【医師監修】
-
医療脱毛が都度払いできるおすすめクリニック11選!選び方やメリット・デメリットも解説
-
ヒゲ脱毛おすすめ人気クリニック9選!効果を実感できる回数・料金を比較&サロンも紹介
-
メンズ脱毛おすすめ人気クリニック&サロン15選!料金や選び方・必要な回数まで徹底解説 【医師監修】
-
医療脱毛の機械12種類を徹底比較!レーザーの種類や効果など違いをわかりやすく解説
-
家庭用脱毛器は効果がないって本当?効果的な使い方や注意点も解説
-
医療レーザー脱毛は痛い?痛みを感じやすい部位や対策を解説&経験者100人調査の結果も紹介
-
医療脱毛は何歳からできる?小・中学生の脱毛のデメリットや注意点も解説
-
東京で医療脱毛におすすめの人気クリニック14選!全身料金を比較&都度払いも紹介