怪我した際にまぶたを切ってしまいました。縫ったほうがよいですか?

まぶたを切ってしまった場合、傷が深かったりまぶたの縁に近かったりする場合は縫合(ほうごう)が必要になる可能性があります。

まぶたを切るケガをして放置した場合、傷の深さや位置によっては傷跡が引きつれ、目を閉じにくくなってしまうおそれがあります。


そのため、傷が皮下に及んでいる場合や、まぶたの縁に近いところを切ってしまった場合は、縫合が必要になる可能性もあるでしょう。


子どもの場合は、テープ固定または医療用接着剤による処置を行うケースもあります。


まず、出血がある場合は、濡らしたタオルやハンカチでまぶたを軽く押さえて止血してください。


強く圧迫してしまうと、眼圧が上がってしまう危険性があるので、注意しましょう。


まばたきを多くすると、再び出血が起こる可能性があるので、ケガをしたまぶたは閉じておきます。


傷が深い場合やまぶたの縁を切ってしまった場合は、可能な限り眼科専門医を受診することをおすすめします。


軽い切り傷・すり傷であれば、医療機関を受診しなくても問題ありません。


傷を早く治し、できるだけ跡を残さないためには「湿潤療法」がおすすめです。


傷口から出る浸出液には傷を治す成分が含まれていることから、消毒したり乾燥させたりせずに湿った状態を保ちます。

  1. ①傷を水道水で洗い、汚れを落とす(消毒は行わないこと)
  2. ②傷より大きめに切ったラップにワセリンを塗り、傷に当てる
  3. ③ラップをサージカルテープなどで固定する
  4. ④ラップを1日1〜2回取り替える

これを傷がふさがるまで続けます。

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