薄いまぶたに血管が見える症状は放置してもよいでしょうか?

まぶたの皮膚が薄いことが原因で血管が見える場合が多いので、悪化するなど気になる症状がなければ放置しても大丈夫です。

まぶたの毛細血管が透けて見える症状は、まぶたの皮膚が薄いことによる場合が多いです。


病気の可能性は低く、放置しても大きな問題はありません。


ただし、血管が透けて見えるほど肌が薄い場合は、肌のバリア機能が低下している可能性もあります。


食事や睡眠、スキンケアの見直しを行い、肌を健やかに保ちましょう。


もし、鼻や頰の赤みも気になる場合は、毛細血管拡張症の可能性もあります。


毛細血管拡張症とは、何らかの原因により毛細血管が持続的に拡張する疾患です。


毛細血管拡張症は、女性ホルモンや遺伝、加齢のほか、寒暖差や刺激物の摂取も原因となります。


放置しても自然に治ることはなく、気になる場合はVビームなど赤い色に反応する色素レーザーを使って治療することも可能です。


そのほか、アレルギーなどが原因で血管内の水分が皮膚の下に漏れ出す、クインケ浮腫(血管性浮腫)という症状もあります。


クインケ浮腫はじんましんの一種で、まぶたや口唇が突然パンパンに腫れることが特徴です。


数日で消える場合がほとんどですが、症状が強ければ抗ヒスタミン剤やステロイドの内服薬が有効です。


かゆみや充血を伴う場合は他の病気の可能性もあるので眼科を受診してください。

Category
・カテゴリー・
  • ※当サイトは厚生労働省より2018年に施行された「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
  • ※当サイトのコンテンツは個人に向けた情報提供が目的であり、医療機関への斡旋を助長したり、医療サービスの効果や安全性を保証するものではありません。
  • ※コンテンツの内容については誤りがないよう尽力していますが、美容医療は目まぐるしく進歩しており、すべての時点における正確性を担保するものではありません。
  • ※医療機関等の公式ホームページに掲載されている内容も十分にご確認のうえ、ご自身の判断で適切な医療機関への相談・受診等を行ってください。