ダイオードレーザー脱毛とは?うぶ毛への効果や他レーザーとの違いを解説

ダイオードレーザーは、医療脱毛に使用されるレーザーの一種です。

ダイオードレーザーを使った脱毛のポイント
  • ダイオードはアレキサンドライト、ヤグの中間の性質を持つ
  • 痛みが比較的少ないので、VIO脱毛にも適している
  • 蓄熱式脱毛も可能な脱毛機が多い
  • 幅広い肌質・毛質に対応し、うぶ毛にも効果的とされる
  • 脱毛効率はアレキサンドライト、毛根の深い毛・色素沈着への対応はヤグに劣る

ダイオードレーザーとはどんな特徴があるのか、どんな人に向いているのかなどについて詳しく解説していきます。

  • ※本記事は2024年7月時点の情報をもとにまとめています。
  • ※記事内の金額は税込の表示となります。

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  • 熱破壊式/蓄熱式の切り替え可能なダイオードレーザー脱毛機を導入
  • 従来機種に比べ短時間での施術が可能なので、予約が取りやすい

医療脱毛に使用するダイオードレーザーとは?

ダイオードレーザーとは、半導体を使用した医療レーザーで、脱毛の現場では主に800〜940nmの波長が用いられています

まずはレーザーの波長について説明していきます。

レーザーの波長によって脱毛時に何が変わるのか

レーザーの波長によって変わるのは

  • 深達性…皮膚のどの深さまでレーザーが届くのか
  • メラニンの吸収率…毛の黒い色素(メラニン)への反応しやすさ

です。

つまり、レーザーの波長によって、どういった毛質や肌質の脱毛に向いているのかが決まるのです

レーザーの波長が大きい場合 レーザーの波長が小さい場合
深達性 深くなる 浅くなる
メラニンの吸収率 低くなる 高くなる

アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーとの違い

ダイオードレーザーと同じく、脱毛に使われるレーザーに「アレキサンドライトレーザー」「ヤグレーザー」があります。

アレキサンドライトレーザーは755nm、ヤグレーザーは1064nmの波長です。

したがって、ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間的な性質を持つといえるでしょう。

医療脱毛レーザーそれぞれの特徴

  
アレキサンドライト ダイオード ヤグ
波長 755nm 800〜940nm 1064nm
深達性 浅い 中くらい 深い
色素沈着した皮膚への対応 ×

ダイオードレーザーの特徴について、さらに詳しく見ていきます。

ダイオードレーザー脱毛のメリット・効果

ダイオードレーザーによる脱毛には、以下のメリット・効果があります。

ダイオードレーザーのメリット
  • 痛みが少ないのでVIO脱毛にも適している
  • 多少の日焼け肌・色黒肌でも脱毛できる
  • 蓄熱式の照射も可能な脱毛機が多い
  • うぶ毛にも脱毛効果を期待できる

痛みが少ないのでVIO脱毛にも適している

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーやヤグレーザーに比べ、痛みが弱いとされています。

アレキサンドライトレーザーは毛の黒い色に反応しやすく、ヤグレーザーは肌の深部にまで届くことから、バチッとした痛みを感じることがあります。

したがって、両レーザーの中間の特性を持つダイオードレーザーは、VIOやワキといった痛みを感じやすい部位の脱毛にも向いているといえるでしょう。

多少の日焼け肌・色黒肌でも脱毛できる

ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間の波長のため、多少の日焼け肌や色黒肌にも対応できます。

アレキサンドライトレーザーはメラニンの吸収率が高いため、日焼け肌・色黒肌、色素沈着がある部位に照射すると、やけどのリスクが上がります。

一方、ヤグレーザーは日焼け肌・色黒肌にも照射できますが、メラニンの吸収率が低いことから出力を上げて照射することが多く、強い痛みを伴ってしまうのです。

蓄熱式の照射も可能な脱毛機が多い

半導体を使用しているダイオードレーザーは、「蓄熱式」での照射が可能です。

蓄熱式とは、低出力のレーザーを連続で照射する方法です。

少しずつ熱を加えて毛を生やす組織を破壊するので、従来の熱破壊式より痛みを感じづらいとされています。

そのため、ダイオードレーザーを搭載した脱毛機には、蓄熱式での照射もできるものが多くあります。

うぶ毛にも脱毛効果を期待できる

細くて色が薄いうぶ毛は、レーザーが反応しにくいため、そもそも脱毛が難しい毛です。

うぶ毛の毛を生やす組織を破壊するためにはレーザーの出力を上げる必要がある一方、メラニンの吸収率がよいほど肌のメラニンにもレーザーが反応し、やけどのリスクが上がってしまうためです。

その点で言えば、じわじわと熱をためて毛を生やす組織を破壊する蓄熱式ダイオードレーザーは、うぶ毛にも反応しやすいでしょう。

脱毛用のダイオードレーザーでシミは消せない

ダイオードレーザーは、脱毛のほかシミ取りの機器にも使われます。

そのため「ダイオードレーザーで脱毛すれば美肌効果も得られるのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、脱毛機とシミ取り用の機器は別モノです。

脱毛機によってはシミが薄くなるケースもあるようですが、狙ったものではなく副次的な効果にすぎません。

あくまで目的は脱毛なので、シミが完全に消えることはないでしょう。

ただし、脱毛によって肌が明るく見えたり、自己処理による肌トラブルがなくなったりすることはあります。

また、脱毛レーザーは肌に熱が加わるため、その刺激により肌がコラーゲンを生成します。

副次的な効果ではありますが、肌ツヤがよくなる可能性もあるでしょう。


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ダイオードレーザー脱毛のデメリット

幅広い肌質や毛質に対応できるダイオードレーザーですが、アレキサンドライトレーザーやヤグレーザーが得意とする部分は劣ります。

脱毛効率ではアレキサンドライトレーザーに劣る

メラニンの吸収率は、ダイオードレーザーよりも波長が短いアレキサンドライトレーザーのほうが高いです。

そのため、太くて濃い毛はアレキサンドライトレーザーのほうが効率的に脱毛できるでしょう。

ただし、アレキサンドライトレーザーは、日焼け肌や色黒肌、色素沈着がある部位のメラニンにも作用し、やけどなど肌トラブルを起こすリスクがあります。

また、男性のヒゲのように毛根が深い毛や、メラニンの少ないうぶ毛の施術にも向いていません。

毛根の深い毛・メラニンの多い肌への対応はヤグレーザーに劣る

ダイオードレーザーも多少の日焼け肌や色黒肌であれば施術できますが、肌のメラニンの影響をより受けにくいのはヤグレーザーです。

ヤグレーザーは波長が長く、肌の深部にまで届くため、色素沈着のある肌や毛根が深い毛(男性のヒゲなど)の施術にも向いています

ただし、脱毛効率はアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーに劣りますし、強い痛みが出ることもあります。

このため、多くのクリニックでは「アレキサンドライトレーザーをメインに使い、難しいところはヤグレーザーを使う」という運用をしているようです。

クリニックについては医療脱毛のおすすめクリニック記事でも詳しく解説しています。

ダイオードレーザー脱毛が向いている人は?

ここまでダイオードレーザーのメリット・デメリットをご紹介してきました。

では、どんな人がダイオードレーザーでの脱毛に適しているのでしょうか?

ダイオードレーザーでの脱毛がおすすめなのは、以下のいずれかに当てはまる人です

ダイオードレーザー脱毛が向いている人
  • 医療脱毛の痛みが不安な人
  • 軽い日焼け肌・色黒肌、または色素沈着がある人
  • 顔や背中などのうぶ毛も脱毛したい人

ダイオードレーザー脱毛の回数・期間・間隔の目安は?

ダイオードレーザーによる脱毛の回数・期間の目安は、5〜8回(1年〜1年半)程度です。

他のレーザーを使用する場合と同様に、1回で脱毛が完了することはありません。

レーザーに反応するのは成長期の毛(全体の2割程度)だけなので、自己処理がいらなくなるレベルを目指すには、少なくとも5回の施術が必要になります。

徐々に毛が減っていくことを示すグラフ

毛が生え替わる毛周期は部位や毛穴によって異なりますが、1ヶ月半〜2ヶ月程度の間隔で通うと効率よく脱毛を進められるでしょう。

ダイオードレーザーを搭載している主な脱毛機

「ラシャ(Lasya)」とは、韓国のBluecore Companyが製造販売するレーザー脱毛機です。

ジュノ(JUNO for WOMEN)では新たに脱毛機器「ラシャ」を導入

ダイオードレーザーを搭載している主な脱毛機には以下があります。

ダイオードレーザー脱毛機の例
  • ラシャ(熱破壊式/蓄熱式)
  • メディオスターネクストプロ(熱破壊式/蓄熱式)
  • メディオスターモノリス(熱破壊式/蓄熱式)
  • ライトシェアデュエット(熱破壊式)
  • ライトシェアクアトロ(熱破壊式)
  • ライトシェア(熱破壊式)
  • ライトシェアデザイア(熱破壊式)
  • ベクタス(熱破壊式)

ラシャは熱破壊式・蓄熱式の2つの照射方法を部位ごとに使い分けられるので、部位や毛質、毛量に最適な施術ができます。

また、−15℃までクーリングできる冷却機能付きなので、痛みを抑えつつ高いパワーでの照射も可能です。

  • ※ラシャ(Lasya)は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
  • 入手経路:各院で使用しているラシャ(Lasya)は韓国BLUECORE社により製造されたものをジュノ(JUNO for WOMEN)の医師が輸入しております。
  • 国内の承認医薬品等の有無:ラシャ(Lasya)と同一の性能・作用を持ち、日本国内で薬事承認を受けている医療機器はありません。
  • 諸外国における安全性等に係る情報:主要な欧米各国で承認されている国はないため、海外においても現時点ではリスクは明らかになっていません。

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