ヤグレーザー脱毛は効果ある?痛みや仕組み、回数について解説
ヤグレーザーとは、医療脱毛クリニックで使用される医療レーザーのひとつです。
皮膚の深部にまで届くことから、毛根が深いヒゲやVIOなどの太く濃い毛にも効果的といわれています。
ここでは、ヤグレーザーの特徴や仕組み、メリット(効果)・デメリットなどについてわかりやすく解説します。
ヤグレーザーの基本情報
波長 | 1,064nm |
---|---|
照射方式 | 熱破壊式(ショット式) |
メリット |
|
デメリット |
|
向いている人 |
|
主な脱毛機器 |
|
*アレキサンドライトレーザーも搭載
- ※本記事は2024年12月時点の情報をもとにまとめています。
- ※記事内の金額は税込の表示となります。
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ヤグレーザーとは?
ヤグレーザーは、クリニックで医療脱毛に使用されるレーザーのひとつです。
アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーと比べて波長が長く、皮膚の深部にある毛を作る組織まで熱(エネルギー)を届けることができます。
また、ヤグレーザーは、メラニンへの吸収率が低いのも特徴のひとつ。
これにより日焼け・色黒肌や色素沈着のある部位にも照射が可能とされています。
各レーザーの特徴・違い
アレキサンドライト | ダイオード | ヤグ | |
---|---|---|---|
波長 | 755nm | 800〜940nm | 1064nm |
深達性 | 浅い | 中くらい | 深い |
色素沈着した皮膚への対応 | × | △ | 〇 |
ヤグレーザーで脱毛できる仕組み
ヤグレーザーで脱毛する仕組み自体は、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーと同じです。
施術部位にヤグレーザーを照射し、毛根の黒い色(メラニン)に反応して発生した熱で、毛を作る組織を破壊します。
理論的には、毛を作る組織が破壊された毛根から新しい毛が生えることはないでしょう。
ただし、白髪にはメラニンが含まれないため、ヤグレーザーを照射しても脱毛できません。
レーザー脱毛の仕組み
ヤグレーザーでは熱破壊式(ショット式)脱毛を行う
医療レーザー脱毛の照射方式には、「熱破壊式(ショット式)」と「蓄熱式(SHR)」の2種類があります。
ヤグレーザーは原則的に熱破壊式で照射を行います。
熱破壊式は、レーザーを高出力で照射して一発で毛を作る組織を破壊する方法です。
ヤグレーザーのほかアレキサンドライトレーザーも熱破壊式で照射しますが、ダイオードレーザーには蓄熱式での照射が可能な脱毛機も多くあります。
熱破壊式と蓄熱式の違い
照射方式 | 熱破壊式(ショット式) | 蓄熱式(SHR) |
---|---|---|
特徴 | 高出力のレーザーを単発で照射する | 低出力のレーザーを連続して照射する |
痛み | 強い | 弱め、もしくはない |
肌へのダメージ | 大きい | 小さい |
合併症の可能性 | あり | 低い |
脱毛効果の即効性 | 高い | 低い |
ヤグレーザー脱毛のメリットは?
ヤグレーザーで脱毛することによるメリットには、以下の2点が主に挙げられます。
1. 毛根が深い毛から産毛まで幅広い毛に対応できる
ヤグレーザーは脱毛に使われる3つのレーザーの中で最も波長が長いため、肌の深いところにある毛根にもレーザーが届きます。
このため、他の波長では脱毛が難しいとされる男性のヒゲも対応可能です。
硬毛化対策として、硬毛化が起こった毛に照射するケースもあります。
メラニンへの吸収率が低いため、フルエンス(出力)を高くしなければなりませんが、ヒゲやVIOなどの剛毛だけでなく、顔や背中のうぶ毛・薄い毛にも脱毛効果を期待できます。
2. 色素沈着や黒ずみがある部位でも脱毛が可能
医療脱毛はメラニンにレーザーを反応させる仕組みのため、日焼け・色黒肌や色素沈着がある部位に照射すると、肌のメラニンにも反応して火傷(やけど)してしまうリスクがあります。
しかし、ヤグレーザーはメラニンへの吸収率が低く肌の色に影響されづらいため、日焼け・色黒肌や色素沈着がある部位でも脱毛施術を受けることができます。
- ヤグレーザーの美肌効果とは?
-
脱毛機はそもそも美肌ケア目的で作られたものではありません。
シミ治療に使われる「Qスイッチヤグレーザー」は、脱毛機よりも照射時間が短い別の機器です。
ただし、脱毛施術の際に肌の深部にまで熱が加わることで、肌を支えるコラーゲンなどの生成が促進され、肌のハリや弾力がよくなるケースは考えられます。
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LINE友だち登録するヤグレーザーで脱毛するといつ抜ける?
ヤグレーザーによる脱毛施術を受けた後、毛が抜けていくのは2〜3週間経ってからです。
毛根が破壊された毛がすぐに抜ける「ポップアップ現象」が起こる場合もありますが、多くは2週間後頃に徐々に抜けていきます。
施術後すぐに毛が抜けなくても効果がなかったとは限らないので、あせらず様子を見ることが大切です。
指や毛抜きで毛を引き抜くと、毛穴が傷ついてしまうおそれがあるので避けましょう。
新しく生えてきた毛を誤って抜いてしまい、次回の施術時に脱毛効果を得られなくなってしまうリスクもあります。
ヤグレーザー脱毛の必要回数は?
ヤグレーザーによる脱毛施術を受けた場合、自己処理が不要になる程度の効果を感じられるようになるまでに5回程度の施術が必要となります。
1回ですべての毛を脱毛できないのは、毛には生え変わりのサイクル(毛周期)があるためです。
レーザーに反応しやすいのは、毛周期のうち「成長期」の毛だけといわれています。
毛周期と脱毛の関係
したがって、2回目以降の脱毛施術は、次に成長期に入った毛がある程度生えそろってから受けたほうが効果的です。
毛周期は部位や毛穴によって異なりますが、1ヶ月半〜2ヶ月程度の間隔で施術を受けるとよいでしょう。
ヤグレーザー脱毛にデメリットはある?
ヤグレーザーのデメリットは、脱毛に使われる3種類のレーザーのうち、最も痛みを感じやすいことです。
ヤグレーザーは波長が長くメラニンへの吸収率が低いため、毛を作る組織に十分な熱エネルギーを与えるには出力を上げる必要があります。
さらに、レーザーが肌の奥深くにまで届くため、痛みを感じやすいのです。
痛みの感じ方には個人差がありますが、VIOや男性のヒゲなど太い毛が密集している部位は多くの熱エネルギーが発生するため、バチッとした強い痛みを伴う可能性があるでしょう。
とはいえ、ヤグレーザー脱毛機の多くは痛みを軽減するために冷却機能を備えており、不安な場合は麻酔の使用も可能です。
- 施術後の赤みは正常な反応
-
ヤグレーザーでの脱毛施術日〜翌日に、肌の赤みや軽いむくみ、ヒリヒリ感が現れる場合があります。
これらはレーザー照射による正常な反応と考えて問題ありません。
施術当日は入浴や運動など体温を上げる行動を避け、ヒリヒリする場合はタオルで包んだ保冷剤で冷やしましょう。
多くの場合は数日で自然に治まりますが、症状が1週間以上続く場合はクリニックに相談してください。
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LINE友だち登録するヤグレーザー脱毛がおすすめの人は?
これまでヤグレーザーの特徴や仕組み、メリット、デメリットなどを解説してきました。
ヤグレーザーが向いているのは、以下に当てはまる人です。
- 日焼け肌・色黒肌で脱毛を断られたことがある人
- 色素沈着(黒ずみ)のある部位を脱毛したい人
- 色素沈着(黒ずみ)のある部位を脱毛したい人
- 男性のヒゲなど毛根が深い毛を脱毛したい人
- 顔やひじ上、背中などの産毛を脱毛したい人
- 硬毛化してしまった毛を脱毛したい人
VIO脱毛の痛みが不安な人にはダイオードレーザーも選択肢
ジュノ(JUNO for WOMEN)はダイオードレーザー脱毛機「ラシャ」を導入
「VIOの太く濃い毛を脱毛したいけど、ヤグレーザーは痛みが不安」という人には、ダイオードレーザーもおすすめです。
ダイオードレーザーは、深達性こそヤグレーザーにやや劣るものの、メラニンへの吸収率はヤグレーザーよりも優れています。
多少の色素沈着(黒ずみ)があっても、ほとんどの場合は対応可能です。
蓄熱式での照射が可能な脱毛機が多いので、VIO脱毛の痛みも軽減できるでしょう。
ジュノ(JUNO for WOMEN)は、ダイオードレーザー脱毛機「ラシャ」を導入しています。
肌質や毛質によっては蓄熱式での照射に切り替えるなど、それぞれの部位に最適な照射を行います。
−15℃まで冷却可能なシステムを搭載しているので、痛みを押さえつつ高いパワーでの照射が可能です。
全身脱毛プランでは麻酔も無料なので、VIO脱毛の痛みが不安な方はぜひご相談ください。
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