アレキサンドライトレーザーの脱毛効果とは?特徴から弱点まで解説
「アレキサンドライトレーザー」は、医療脱毛に広く用いられるレーザー波長です。
波長が短く、毛の黒い色によく反応するため、効率的に脱毛施術を進められます。
ただし、日焼け・色黒肌、色素沈着のある部分への照射は難しく、産毛や男性のヒゲにも向いていません。
この記事では、アレキサンドライトレーザーのメリット・デメリットから他のレーザーとの違いまで、詳しく解説します。
- この記事でわかること
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- アレキサンドライトレーザーでは、色が濃く太い毛の脱毛を効率的に行える
- 部位によっては痛みを感じる場合があるが、ヤグレーザーより弱い
- 必要回数の目安は5〜8回程度で、ポップアップ現象が起こることもある
- 日焼け・色黒肌、色素沈着のある部分では火傷(やけど)のリスクが上がる
- メラニンが少ない産毛、ヒゲなどの毛根の深い毛は苦手
- ※本記事は2024年9月時点の情報をもとにまとめています。
- ※記事内の金額は税込の表示となります。
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医療脱毛に使うアレキサンドライトレーザーとは?
医療脱毛に使用する主なレーザーには、
の3種類があります。
アレキサンドライトレーザーは宝石のアレキサンドライトを光源にしたレーザーで、日本はもちろん世界中でよく使われています。
755nmと他のレーザーよりも波長が短く、メラニン(毛の黒い色)に反応しやすい性質を持ちます。
各レーザーの特徴・違い
アレキサンドライト | ダイオード | ヤグ | |
---|---|---|---|
波長 | 755nm | 800〜940nm | 1064nm |
深達性 | 浅い | 中くらい | 深い |
色素沈着した皮膚への対応 | × | △ | 〇 |
アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの違い
ヤグレーザーは、アレキサンドライトレーザーの補完として使われることが多いレーザーです。
ヤグレーザーとアレキサンドライトレーザーは「深達性(レーザーがどこまで届くのか)」が大きく異なります。
ヤグレーザーは1064nmと波長が長く、皮膚の深いところで作用するのが特徴です。
深達性が高い分、男性のヒゲのように毛根が深い毛にも効果を発揮します。
また、アレキサンドライトレーザーに比べてメラニンに吸収される割合が低いため、日焼け・色黒肌、色素沈着のある部位にも施術できるのもメリットです。
ただし、皮膚の深部にまで届くため、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーよりも痛みが強いといわれています。
アレキサンドレーザーとダイオードレーザーの違い
ダイオードレーザーは800〜940nmの波長のレーザーで、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間の特徴を持ちます。
脱毛効率からいえばアレキサンドライトレーザーにやや劣りますが、少しくらいの日焼け・色黒肌なら使えるなど、幅広い肌質・毛質に対応します。
従来の熱破壊(ショット)式に加え、蓄熱式(SHR)脱毛が可能な脱毛機が多く、痛みはアレキサンドライトレーザーよりも弱いといえるでしょう。
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LINE友だち登録するアレキサンドライトレーザー脱毛のメリット・効果は?
アレキサンドレーザーの主なメリット・効果として、以下が挙げられます。
- アレキサンドライトレーザーのメリット
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- メラニンへの反応がよく、効率的に脱毛できる
- 黒い毛や太い毛などに、高い脱毛効果を発揮する
- ヤグレーザーに比べて痛みが弱い
医療レーザー脱毛は、レーザーを毛の黒い色(メラニン)に反応させ、発生した熱で毛を作る細胞を破壊する仕組みです。
アレキサンドライトレーザーは、メラニンによく吸収されるため、低いフルエンス(出力)でも効率的に脱毛を行えます。
そのため、黒い毛や太い毛などに、特に高い脱毛効果を発揮します。
脇やVIOなどではバチッとした痛みを感じることがありますが、ヤグレーザーよりは痛みが弱いといえるでしょう。
ハンドピースが大きく、高速で連続照射できる脱毛機器が多いため、施術時間も短い傾向があります。
- 医療脱毛用アレキサンドライトレーザーに美肌効果はある?
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アレキサンドライトレーザーでシミが消える、ニキビが改善するといった話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、脱毛に使うレーザーに直接的な美肌効果はありません。
確かにシミ治療にもレーザーを使いますが、脱毛用レーザーとは別物なので、脱毛によってシミが消えることはないでしょう。
ただし、毛がなくなることによって毛穴に汚れや皮脂がたまりにくくなるので、毛穴が目立ちにくくなったりニキビが改善されたりする可能性はあります。
レーザー照射による熱刺激でコラーゲンの生成が促され、肌にハリが生まれたと実感することもあるかもしれません。
アレキサンドライトレーザー脱毛の必要回数・経過は?
黒く太い毛を効率的に脱毛できるアレキサンドライトレーザーですが、何回くらいの施術が必要になるのでしょうか。
脱毛に必要な回数には個人差がありますが、一般的には5〜8回程度とされています。
毛には生え変わりのサイクル(毛周期)があり、1回の施術では全体の約20%程度しか脱毛できないと考えられるためです。
アレキサンドライトレーザーを搭載している脱毛機のほとんどは、単発照射で毛包全体を一気に破壊する「熱破壊式」で照射します。
そのため、脱毛後数日で毛根からポロポロ抜け落ちる「ポップアップ現象」が起こることもあるでしょう。
ポップアップ現象が起こらないから脱毛効果がないとは限らず、多くは1〜2週間かけて抜けていきます。
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LINE友だち登録するアレキサンドライトレーザー脱毛のデメリット・リスクは?
効率的に脱毛できるのが魅力のアレキサンドライトレーザーにも、以下のようなデメリットがあります。
- アレキサンドライトレーザーのデメリット
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- 日焼け肌や色黒肌、色素沈着を起こしている部分の施術は難しい
- メラニンが薄い産毛には反応しにくい
- 毛根が深い毛には反応しにくい
アレキサンドライトレーザーを日焼け肌や色黒肌、色素沈着を起こしている部分に照射すると、肌のメラニンにも反応して、火傷(やけど)してしまうリスクがあります。
そのため、日焼け肌や生まれつき肌の色が濃い人は、脱毛を断られる可能性もあるでしょう。
また、アレキサンドライトレーザーは産毛のようにメラニンが少ない毛や、男性のヒゲのように毛根が深い毛には向いていません。
アレキサンドライトレーザーで脱毛ができないわけではないのですが、ダイオードレーザーやヤグレーザーの方が効率よく施術できます。
実際にアレキサンドライトレーザーでの脱毛が難しいところにはヤグレーザーを使っているクリニックも多いようです。
そのほか、医療脱毛に共通するリスクとして、以下のトラブルが起こる可能性があります。
- 赤みやヒリヒリ感、むくみ…症状が軽ければレーザー照射による正常な反応
- やけど…熱によって皮膚が損傷を受けたもの
- 炎症後色素沈着…炎症が起こった後に出る一時的な色素沈着
- 毛のう炎…毛穴の奥でブドウ球菌が炎症を起こしたもの
- 硬毛化…以前よりも太く硬い毛が生えてくること
- 増毛化…今まで生えていなかった毛穴から毛が生えること
痛みや産毛への効果が不安な人はダイオードレーザーも選択肢
ジュノ(JUNO for WOMEN)はダイオードレーザー脱毛機「ラシャ」を導入
ここまで説明してきたとおり、アレキサンドライトレーザーはメラニンへの反応がよく、単発照射で毛包を一気に破壊するため、部位によってはバチッとした痛みを感じる可能性があります。
例えば毛が濃く太い脇やVIOは、施術時に痛みを感じやすい部位です。
冷却機能付きの脱毛機の採用や麻酔など、痛みを軽減する工夫を行っているクリニックは多いものの、痛みの感じ方には個人差があります。
また、アレキサンドライトレーザーは、顔やうなじ、背中といった産毛の脱毛にはあまり向いていません。
そのため、
- 医療脱毛の痛みが不安な人
- 軽い日焼け肌・色黒肌、色素沈着がある人
- 顔や背中などの産毛も脱毛したい人
には、ダイオードレーザーも選択肢となります。
ジュノ(JUNO for WOMEN)は、部位ごとに熱破壊式と蓄熱式を切り替えられるダイオードレーザー脱毛機「ラシャ」を順次導入しています。
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