顔の脂肪溶解注射は何cc必要?注入量や費用の目安・注意点を解説

顔の脂肪溶解注射は何cc必要?注入量や費用の目安・注意点を解説

鏡で顔を見たときに気になる二重あごやほっぺの脂肪。

手軽な脂肪溶解注射は魅力的ですが、「1ccいくら」という料金体系だと、結局自分の顔には何cc必要なのか、コスパが合うのかが気になりますよね。

また、「脂肪を取り過ぎるとたるむ」という情報から、安全に施術を受けるための適切な量を知りたい方もいるでしょう。

実際の注入量は、脂肪の量や注射の種類によって異なりますが、この記事では顔の部位ごとの目安量と費用相場を具体的に解説

たるみリスクを抑え、理想の小顔を叶えるためのヒントをわかりやすくお伝えします。

この記事でわかること
  • 顔の脂肪溶解注射の必要量・費用の目安
  • 顔の脂肪溶解注射の注意点
  • 脂肪溶解注射で顔がたるむ理由
  • ※本記事は2025年10月時点の情報をもとにまとめています。
  • ※脂肪溶解注射は保険診療が適用されない自由診療となります
  • ※記事内の金額は税込です。
  • ※脂肪溶解注射に用いられる医薬品には、国内において医薬品医療機器等法上の承認を受けていないものもあります。未承認の医薬品・医療機器については、「個人輸入において注意すべき医薬品等について」(厚生労働省)をご覧ください。

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脂肪溶解注射とは?

脂肪溶解注射は、脂肪が気になる部位に薬剤を注入し、皮膚脂肪の細胞そのものを溶かして減らす痩身施術です。

溶けた脂肪は老廃物として体外に排出されるため、部分痩せ効果が期待できます。

脂肪溶解注射の主なメリットとして、以下の3つが挙げられます。

  1. リバウンドしづらい
    脂肪細胞の数を減らすため、通常のダイエット(脂肪細胞を小さくする)と比べ、リバウンドのリスクが低いのが特徴です。
  2. 手軽に受けられる
    メスを使わない注射だけの施術なので、施術時間は10分程度と短時間で済みます。
  3. 顔への施術も可能
    通常のダイエットでは落ちにくい二重あごやパンパンな頰など、顔の細かな輪郭調整にも対応可能です。

▼脂肪溶解注射(あご下)の症例

脂肪溶解注射(あご下)の症例
  • 施術名:脂肪破壊 スルリム注射
  • 施術内容:脂肪細胞を溶解し、体外へと排出させる注射です。
  • 期間:約1ヶ月(2月13日〜3月19日)
  • 標準価格:1エリア7万4,800円
  • 副作用・リスク:一時的な腫れ、内出血、色素沈着、しこり

脂肪溶解注射の効果については以下の記事でも詳しく解説しています。
「脂肪溶解注射の効果は?いつから現れるか・持続期間を徹底解説」

脂肪溶解注射を顔に打つなら何ccが目安?

顔の脂肪溶解注射に必要な注入量は、1部位あたり1cc〜5ccが目安となります。

国内で人気の高い「BNLSアルティメット」を例にとると、顔の各部位に必要な注入量の目安は以下の通りです。

▼適応部位と標準的な注入量の目安(BNLSアルティメットの場合)

脂肪溶解注射の適応部位と標準的な注入量の目安(BNLSアルティメットの場合)
No. 部位 注入量の目安 費用の目安
1 ひたい 1cc程度 1cc程度
2 上まぶた 1cc程度 1,700円〜2万6,400円程度
3 1〜4cc程度 1,700円〜10万5,600円程度
4 小鼻(鼻翼部) 1〜4cc程度 1,700円〜10万5,600円程度
5 こめかみ 1cc程度 1,700円〜2万6,400円程度
6 頰骨部 1〜4cc程度 1,700円〜10万5,600円程度
7 頰(ほうれい線上) 1〜2cc程度 1,700円〜5万2,800円程度
8 下頬部(口の横) 1〜4cc程度 1,700円〜10万5,600円程度
9 側頬部(フェイスライン) 2〜4cc程度 3,400円〜10万5,600円程度
10 下あごの輪郭 1〜4cc程度 1,700円〜10万5,600円程度
11 あご下 3〜5cc程度 5,100円〜13万2,000円程度

※実際の料金はクリニックにより異なります。正確な料金や回数などは、カウンセリングで確認してください。

ただし、実際の必要量は部位の大きさや脂肪の量、薬剤の種類によって変動します。

例えば、脂肪が多い方や広範囲の輪郭調整を希望する場合は、頰全体で10cc以上必要になるケースもあるでしょう。

最終的な注入量は、脂肪の量や骨格、希望の仕上がりを踏まえ、必ず事前のカウンセリングで医師と相談して決定することが大切です。

続いて、特に人気の「頰」「フェイスライン」「あご下」の注入量の目安を解説します。

頰の脂肪溶解注射の注入量の目安

脂肪溶解注射の頰への注入量は、3cc〜10cc程度が目安です。

頰は「頰骨部」「ほうれい線上」「口の横」など複数のエリアに分かれるため、どこをどれくらいスッキリさせたいかを明確にしておくことが大切です。

特に注意が必要なのは、ボリュームを減らしすぎないこと

頰の脂肪は年齢を重ねるにつれて自然に減る部分もあるため、必要以上に脂肪を減らしてしまうと、かえって老けて見えたり、コケた印象を与えたりする可能性があります。

カウンセリングで医師に将来も見据えた注入量を判断してもらいましょう。

フェイスラインの脂肪溶解注射の注入量の目安

脂肪溶解注射のフェイスラインへの注入量は2cc〜4cc程度が目安です。

特に顔の横幅が気になる方は、頰の前側の脂肪を減らすことで、フェイスラインがスッキリする効果を期待できます。

ただし、効果の出方は脂肪の付き方や骨格によって異なります。

施術前のカウンセリングで、どの部位に注入すれば理想のフェイスラインに近づけるか、医師としっかりシミュレーションしましょう。

あご下の脂肪溶解注射の注入量の目安

あご下は顔の中でも脂肪がつきやすい一方で、脂肪溶解注射で効果を実感しやすい部位のひとつとされています。

二重あごの範囲や脂肪の厚みによって必要な量が変わるため、医師と相談のうえ、適切な注入量を決定しましょう。

参考:Talathi A, Talathi P. Fat Busters: Lipolysis for Face and Neck. J Cutan Aesthet Surg. 2018 Apr-Jun; 11(2):67-72.

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脂肪溶解注射を顔に打つ際の注意点

脂肪溶解注射を顔に打つ際の注意点

脂肪溶解注射で安全に理想の小顔を手に入れるためには、事前に以下の3つのポイントを理解しておくことが重要です。

1. 一度に大量注入するのは避ける

脂肪溶解注射は、一度に多くの薬剤を注入するよりも、少量ずつ複数回に分けて施術を受けることが推奨されます。

一度に大量注入すると、以下のような大きなリスクが生じる可能性があるためです。

  • (1)頰コケやたるみにより老けて見える
    脂肪が過剰に減少すると、頰がコケた印象になったり、皮膚が余ってたるみが生じたりする原因となります。
  • (2)不自然な仕上がりになる
    薬剤が広がりすぎて、狙った部位以外の脂肪まで減り、顔全体のバランスが崩れてしまうことがあります。
  • (3)腎臓に過剰な負担がかかる
    溶けた脂肪が老廃物として大量に排出される際、腎臓に過剰な負担がかかり、むくみの原因となることがあります。

一度減らした脂肪は元に戻せません。

このようなリスクを避けるため、医師と相談しながら慎重に計画を立てていきましょう。

2. 必要な注入量や回数には個人差があることを理解する

脂肪溶解注射で目標を実現するために必要な注入量や回数には個人差があります。

  • (1)注入量は施術範囲や脂肪の量によって異なる
    脂肪が多い部位ほど注入量が増える傾向があるため、希望する仕上がりや予算に応じた計画が必要です。
  • (2)目指す仕上がりによって必要な回数が変わる
    脂肪溶解注射の効果はゆっくりと現れるため、1回で劇的な変化を感じられない場合もあります。
    必要な回数は使用する薬剤や部位によって異なりますが、一般的には3回程度の施術を行うことで効果を実感しやすくなるとされています。

事前のカウンセリングで、具体的な希望を医師に共有し、現在の脂肪の付き方に合わせて施術プランを立ててもらいましょう。

3. 予算の上限を先に決めておく

脂肪溶解注射は、1ccごとに費用が設定されていることが多く、注入量が増えるほど総額費用も高額になります

そのため、事前に予算の上限を決めておき、1回あたりの費用だけでなく、必要回数の総額費用も確認することが重要です。

予算の上限を超えそうな場合は、医師に予算内で最大の効果が得られるプランを相談してみましょう。

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顔の脂肪溶解注射に関するよくある質問

顔の脂肪溶解注射について、よくある質問にお答えします。

顔の脂肪溶解注射にリスクはある?

顔の脂肪溶解注射は手軽な施術ですが、以下のようなリスクや副作用を伴う可能性があります。

  • 一時的な腫れや内出血が生じる
    注射を受けた部位に腫れや内出血が生じることがあります。これらは数日から1週間程度で自然に治まる場合がほとんどです。
  • 左右差が生じる
    注入量や医師の技術によって、仕上がりに左右差が出ることがあります。気になる場合は、施術後の修正対応が可能かクリニックに確認しましょう。
  • 残った脂肪が大きくなる
    脂肪細胞の数は減りますが、残った脂肪細胞が大きくなると、リバウンドしたかのように感じられる可能性があります。施術後も健康的な生活習慣をキープしましょう。
顔の脂肪溶解注射のダウンタイムはどれくらい?

顔の脂肪溶解注射の腫れやダウンタイムの長さは、使用する薬剤に含まれる脂肪溶解成分(デオキシコール酸)の濃度によって大きく異なります

薬剤の種類 デオキシコール酸の濃度 ダウンタイムの目安
BNLSアルティメット
カベリン など
比較的低い(0.02%〜0.5%) 数日程度で治まるケースが多い
FatX Core 比較的高い(1%) 1〜2週間程度続くことがある

デオキシコール酸の濃度や腫れ・痛みの程度を事前に確認し、自分の希望や生活スケジュールに合った薬剤を選ぶことが大切です。

迷った場合は事前のカウンセリングの際に相談してみましょう。

詳しくは、ダウンタイムについて取り上げた以下の記事も参考にしてください。
「脂肪溶解注射のダウンタイムは?症状・期間や製品による違いを解説」

脂肪溶解注射で顔がたるむのはなぜ?

脂肪溶解注射の施術後に顔がたるむ原因は、皮膚を支えていた脂肪が減ったことです。

脂肪溶解注射は穏やかに脂肪細胞を減少させる施術のため、皮膚の収縮が追いつかないほどの脂肪減少は起こりにくいとされています。

しかし、一度に大量の注入を行い急激に脂肪が減少した場合や、元々肌のハリが低下している人は、たるみが起こりやすくなります。

心配な方は、引き締め成分が配合された薬剤を選ぶ、またはHIFUなど別のたるみ治療を併用するといった工夫を検討しましょう。

顔の脂肪溶解注射ならJuno(ジュノビューティークリニック)

ジュノビューティークリニックの院内画像

この記事では、顔の脂肪溶解注射の注入量や費用の目安、注意点などを解説しました。

フェイスラインをシャープにしたい方や、スッキリとした小顔を目指したい方には、Juno(ジュノビューティークリニック)の脂肪溶解注射がおすすめです。

当院では、成分や効果にこだわって厳選した3種類の薬剤を取り揃えています

  • カベリン(Kabelline)……L-カルニチン配合で、脂肪代謝をサポートし、肌のハリをキープ
  • Vライトソリューション……セイヨウトチノキ(マロニエ)配合でむくみを軽減し、輪郭をシャープに
  • スルリム注射……高濃度のデオキシコール酸を配合し、高い脂肪破壊を目指す
カベリン(Kabelline) Vライトソリューション
製造者 NEW FACE Laboratories社
(韓国)
KB Med社
(韓国)
主成分 デオキシコール酸 デオキシコール酸
デオキシコール酸濃度 0.5% 1%
その他の成分 L-カルニチン
アーティチョーク
ホスファチジルコリン
キングナッツ
ヒバマタエキス
セイヨウトチノキ(マロニエ)
チロシン(アミノ酸)
アデノシンリン酸2ナトリウム
施術間隔 1週間に1回 1週間〜10日間に1回
料金 1cc:3,500円 1cc:5,000円

たるみが心配な方や、さらに強力なリフトアップ効果を目指したい方には、脂肪溶解注射とリフトアップ施術の併用もおすすめです。

当院では、肌の土台からキュッと引き締めるHIFUウルトラセルQプラスウルトラセルZi)や、肌のハリ・弾力を高める高周波RFアクジェン)など、多彩な小顔メニューをご用意

患者さまのお悩みやご希望を丁寧にうかがいながら、適切なカスタマイズプランをご提案いたします。

Juno(ジュノビューティークリニック)のLINE公式アカウントにご登録いただくと、最新情報や友だち限定プランなど、お得な情報をいち早く受け取れます

また、ご予約やご相談は24時間・365日いつでもOK。お忙しい方も安心です。

理想のフェイスラインに向けて最初の一歩を踏み出しましょう。

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<カベリンについて>
カベリンは未承認医薬品です。NEW FACE Laboratories社(韓国)より医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品はありません。諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
カベリンの主成分デオキシコール酸は、米国・FDA(アメリカ食品医薬品局)認証医薬品です。
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

<Vライトソリューションについて >
Vライトソリューションは未承認医薬品です。韓国KB Med社が製造したものを医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。諸外国における安全性の評価として、以下の国で化粧品としての認証を取得しております。
・韓国(MFDS)、ヨーロッパ(CPNP)、ドバイ(UAE)、インドネシア(BPOM)
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

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