脂肪溶解注射のダウンタイムは?症状・期間や製品による違いを解説

脂肪溶解注射のダウンタイムは?症状・期間や製品による違いを解説

脂肪溶解注射のダウンタイムはどのくらい続くのか、気になる人も多いのではないでしょうか。

施術後には赤みや腫れといった症状が現れることがありますが、一般的に数日から1週間で落ち着きます

ただし、薬剤の種類や個人の体質によっては、10〜14日ほど見ておいたほうが安心な場合もあるでしょう。

この記事では、脂肪溶解注射のダウンタイムについて、以下のポイントをわかりやすく解説します。

施術前の不安を和らげ、安心して施術に臨むための参考にしてください。

この記事でわかること
  • 脂肪溶解注射のダウンタイム症状・期間
  • FatX Core、カベリン、BNLSアルティメットのダウンタイム
  • 脂肪溶解注射のダウンタイム中の過ごし方
  • 脂肪溶解注射の効果をしっかりと出すポイント
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  • 効果とダウンタイムのバランスが良い「カベリン」「Vライトソリューション」を導入!
  • 施術後のアフターケアも充実!公式LINEでも相談を受け付け
  • 脂肪冷却やダイエット薬などその他の医療痩身メニューも豊富!
  • ※本記事は2025年10月時点の情報をもとにまとめています。
  • ※脂肪溶解注射は保険診療が適用されない自由診療となります。
  • ※記事内の金額は税込です。

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射は、脂肪細胞を破壊・溶解する作用を持つ薬剤を、痩せたい部位の脂肪層に直接注射する医療痩身の施術です。

薬剤によって壊れた脂肪細胞は、体内の免疫細胞によって吸収・分解され、最終的に尿や便、汗として体外に排出されます。

脂肪溶解注射の最大のメリットは、メスを使わずに部分痩せを目指せることです。

手術に比べてダウンタイムが短いため、日常生活に与える影響を最小限に抑えられます

一方で、内臓脂肪には効果がなく、広範囲の部位には向いていない点がデメリットです。

▼脂肪溶解注射のメリット・デメリット

メリット デメリット
・手術せずに部分痩せできる
・リバウンドしにくい
・施術時間が短く、手軽に受けられる
・手術に比べてダウンタイムが短い
・内臓脂肪には効果がない
・体重減少は望めない
・すぐに効果が出るわけではない
・広範囲の部位には適していない

脂肪溶解注射の効果について、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
>>脂肪溶解注射の効果は?いつから現れるか・持続期間を徹底解説

脂肪溶解注射のダウンタイム

脂肪溶解注射のダウンタイム

脂肪溶解注射はメスを使わない施術のためダウンタイムは少なめですが、症状や期間には個人差があります。

ここでは、ダウンタイム中に現れる可能性のある症状や期間、使用する製剤ごとの違い、注入量とダウンタイムの関係について詳しく解説します。

脂肪溶解注射のダウンタイムの症状・期間

脂肪溶解注射のダウンタイム中には、次のような症状が出ることがあります。

多くの症状は、一般的に数日〜1週間で落ち着きますが、薬剤や注入量、個人の体質によっては1〜2週間を要する可能性もあります

症状 期間 詳細
赤み 数時間〜数日 すぐに治まることがほとんど
腫れ 数日〜1週間 製品や注入量、個人の体質により1〜2週間続く場合も
筋肉痛のような痛み 数日〜1週間 数日で落ち着くことが多い
内出血 1〜2週間 毛細血管を傷つけたことによるもので、自然に薄くなる

脂肪溶解注射の製品別のダウンタイム

ダウンタイム中の症状や期間は、使用する製品や成分の濃度によって大きく異なります。

これは、脂肪細胞を破壊する成分である「デオキシコール酸」の濃度が製品によって違うためです。

一般的に、デオキシコール酸の濃度が1%を超えると、痛みや腫れといった副作用が強くなる傾向があります。

FDA(アメリカ食品医薬品局)が承認した脂肪溶解注射「KYBELLA」(デオキシコール酸濃度:実質1%)の添付文書※によると、腫れは87%、痛みは70%の人に見られ、腫れは数週間続く場合もあることが報告されています。

ここでは、主な脂肪溶解注射のダウンタイムについて紹介します。

※出典:KYBELLA (deoxycholic acid) injection, for subcutaneous use. Full Prescribing Information(U.S.Food and Drug Administration)

FatX Core(ファットエックス コア)

FatX Coreは、韓国のTNS社が開発した脂肪溶解注射で、デオキシコール酸の濃度は1%です。

ボディだけでなく顔にも使用できますが、まぶたや鼻には使えません。

高い脂肪溶解効果を期待できる一方、副作用として腫れや痛みが出やすく、1〜2週間続く可能性があります。

しかし、FatX Coreは従来品のFatXに比べ、ダウンタイム中の症状を軽減する工夫が施されています。

抗炎症や抗浮腫作用を持つ植物由来のアミノ酸「NAIS complex」の配合量を調整し、腫れや痛みを半分程度に抑えることが可能になりました。

▼FatX Coreのダウンタイム

デオキシコール酸の濃度 1.0%
その他の主な配合成分 サラシナショウマ根抽出物、ツボクサ抽出物、クチナシ果実抽出物、フマリア・オフィキナリス(1年草)抽出物、オランダイチゴ葉抽出物、アルギニン、ベタイン、ラフィノース、イノシトール、ヒアルロン酸、ヒスチジン、グルタミン、グリシン、リジン、システイン、カルニチン
ダウンタイム 1〜2週間程度

カベリン(Kabelline)

カベリンは、韓国のNEW FACE Laboratories社が製造した脂肪溶解注射です。

デオキシコール酸の配合濃度は0.5%で、腫れや炎症を抑える成分も一緒に配合されているのが特徴です。

施術後、赤みや熱感が出ることがありますが、熱感は2〜3日程度、赤みは2〜7日程度で落ち着きます。

▼カベリンのダウンタイム

デオキシコール酸の濃度 0.5%
その他の主な配合成分 L-カルニチン
アーティチョーク
ダウンタイム 数日〜1週間程度

BNLSアルティメット

BNLSアルティメットは、韓国のBnGATE Co.Ltdが製造した脂肪溶解注射「BNLS」シリーズの最新モデルです。

デオキシコール酸の濃度は0.02%で、従来品「BNLS neo」の200倍にあたります。

ただし、濃度が低いため、腫れや痛みなどの副作用が出にくく、ダウンタイムは短めです。

「L-カルニチン」「アーティチョーク」「カテキン」「コエンザイムQ10」を新たに配合することで、効果の向上だけでなく、副作用の軽減にも配慮しています。

▼BNLSアルティメットのダウンタイム

デオキシコール酸の濃度 0.02%
その他の主な配合成分 L-カルニチン
アーティチョーク
カテキン
コエンザイムQ10
ダウンタイム 2〜3日程度

1回の注入量が多いとダウンタイムは長引く

脂肪溶解注射を1回に注入できる量の上限は決まっていますが、注入量が多くなるほど腫れや痛みといった副作用が出やすくなり、ダウンタイムも長引く傾向があります。

注入量が増えると、一度に多くの脂肪細胞が破壊され、より広範囲で強い炎症反応が引き起こされるためです。

また、注入量が多すぎると、溶解された脂肪細胞を体外に排出する過程で、腎臓に過剰な負担がかかる可能性もあるので注意が必要です。

一般的に、顔の1部位あたり1〜5cc程度が目安とされていますが、適切な注入量は脂肪の量によっても変わってきます。

事前に医師としっかりカウンセリングを行い、ご自身の脂肪の量に合わせて必要な注入量を見極めてもらうことが大切です。

あわせて読みたい
>>顔の脂肪溶解注射は何cc必要?注入量や費用の目安・注意点を解説

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脂肪溶解注射のダウンタイム中の過ごし方

脂肪溶解注射のダウンタイム中の過ごし方

脂肪溶解注射の施術後は、普段通りの生活を送って問題ありません。

しかし、ダウンタイムをできるだけ短くするためには、いくつかのポイントに気を付けて過ごすことが大切です。

クリニックによって多少方針は異なりますが、ダウンタイム中の過ごし方の基本をご紹介します。

施術直後からメイクはOK

多くのクリニックでは、施術直後からメイクが可能です。

また、施術部位によってはメイクを落とさずに施術を受けられる場合もあります。

ただし、施術部位を強くこすったり、触りすぎたりしないように注意しましょう。

入浴・激しい運動・飲酒は控える

入浴、激しい運動、飲酒は血行を促進し、腫れやむくみを悪化させる可能性があるので、施術後数日間は控えましょう。ただし、当日のシャワーや洗顔は問題ありません。

飲酒は、施術前日から避けるのが無難です。

体内にアルコールが残っていると、ダウンタイム中の症状が出やすくなるといわれています。

腫れがある場合は冷やす

施術部位が腫れてしまったら、すぐに冷やしましょう。

保冷剤や氷を清潔なタオルで包み、15〜20分ほど患部に当てます

感覚がなくなったら外し、5〜10分の間隔を空けて、2〜3回繰り返してください。

長時間当て続けると凍傷になる危険があるため、注意が必要です。

こまめに水分補給を行う

脂肪溶解注射によって分解された脂肪は、汗や尿として体外に排出されます。

脂肪のスムーズな排出を促すため、こまめな水分補給が重要です。

1日1.2リットルを目安に、コップ1杯の水を6〜8回に分けて飲むとよいでしょう。

※出典:『熱中症環境保健マニュアル2022』(環境省)

腫れや痛みがある間はマッサージを控える

施術後は、薬剤の滞留を防ぎ、脂肪の排出を促すためにマッサージを行うのが有効といわれています。

しかし、腫れや痛みなどの炎症症状がある期間はマッサージを避けましょう。

血行が促進されることで、症状が悪化してしまうリスクがあるためです。

マッサージは、ダウンタイムの症状がなくなってからにしてください。

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脂肪溶解注射の効果をしっかりと出すためのポイント

脂肪溶解注射の効果をしっかりと出すためのポイント

脂肪溶解注射のダウンタイムを長引かせず、効果をスムーズに実感するためには、以下のポイントに注意すると良いでしょう。

1.希望に合った薬剤を選ぶ

脂肪溶解注射にはさまざまな種類があり、それぞれ配合されている成分が異なります。そのため、薬剤によってダウンタイムの期間や脂肪溶解効果に差があります

たとえば、ダウンタイムを重視するならBNLSシリーズ、脂肪溶解効果を求めるならカベリンなど、自分の希望に合った薬剤を選ぶことが大切です。

クリニックによって取り扱っている薬剤が異なるので、事前に調べておきましょう。

2.複数回の施術を受ける

脂肪溶解注射は、1回の施術で劇的な変化が現れるわけではありません

個人差はありますが、一般的に3〜5回ほど繰り返し施術を受けることで効果を実感しやすくなります。

どの程度脂肪を減らしたいか、カウンセリングで医師とよく相談しましょう。

3.ダウンタイムが落ち着いてからマッサージを行う

施術後は、マッサージで代謝を促し、老廃物の排出をスムーズにするのがおすすめです。

注入した部位を軽くつまんだり揉んだり、リンパ節に向かって優しくマッサージしましょう。

色素沈着を防ぐため、必ず軽い力で行ってください。

なお、腫れや痛みなどのダウンタイム症状がある間は、マッサージを避けるようにしましょう。

4.栄養バランスの取れた食事を心がける

施術後に厳しい食事制限は必要ありませんが、暴飲暴食は控えましょう。

脂肪溶解注射によって破壊された脂肪細胞の数が元に戻ることはありませんが、残った脂肪細胞が大きくなると、リバウンドしたように見える可能性があります。

摂取カロリーが消費カロリーを大幅に上回らないよう、栄養バランスの取れた食事を意識することが大切です。

5.適度な有酸素運動を行う

施術後3日ほど経ってからウォーキングや水泳などの有酸素運動を行うと、脂肪の分解や排出が促され、よりスムーズに効果を得られるといわれています。

一般的に「有酸素運動は20分以上やらないと意味がない」といわれていますが、これは誤り。

実際には短時間でも脂肪燃焼効果は得られます。特に、少し息が弾む程度の強度で行うと、効率良く脂肪を消費できます。

まとまった時間が取れない場合は、1回10分ずつの運動を複数回に分けて行っても問題ありません。

無理のない範囲で取り入れてみましょう。

※出典:『熱中症環境保健マニュアル2022』(環境省)

参考:Takagi S, Sakamoto S, Midorikawa T, Konishi M, Katsumura T. Determination of the exercise intensity that elicits maximal fat oxidation in short-time testing. J Sports Sci. 2014;32(2):175-82. doi: 10.1080/02640414.2013.815360. Epub 2013 Sep 9. PMID: 24015928.

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脂肪溶解注射のダウンタイムに関するよくある質問

よくある質問

脂肪溶解注射の効果はいつから実感できる?

脂肪溶解注射の効果を実感できるまでの期間は、使用する薬剤の種類や注入量、個人の体質などによって大きく異なります。

早ければ施術から数日〜1週間ほどで効果を感じ始める方もいますが、多くの場合、最終的な効果を確認できるのは1〜3ヶ月後です。

これは、薬剤が脂肪細胞を分解し、老廃物として体外に排出されるまでに時間がかかるためです。

脂肪溶解注射の腫れを早く治すには?

脂肪溶解注射後の腫れは、一時的な炎症反応によるものです。

腫れを早く治すためには、以下のような対処法が有効です。

  1. 施術直後は患部を冷やす
    施術直後から数日間は、患部を冷やすことで炎症が抑えられ、腫れや痛みの軽減が期待できます。保冷剤などを清潔なタオルで包み、15〜20分程度を目安に当てましょう。長時間当て続けると凍傷の危険があるため注意してください。

  2. 血行が促進される行動を控える
    施術後数日間は、血行を促進する行動を避けることをおすすめします。激しい運動や長時間の入浴、飲酒は、腫れを悪化させる可能性があるため控えましょう。

ダウンタイムに配慮した脂肪溶解注射ならJuno(ジュノビューティークリニック)

ジュノビューティークリニックの院内画像

「脂肪溶解注射を受けたいけど、ダウンタイムが気になる」という方には、Juno(ジュノビューティークリニック)がおすすめです。

当院では、患者さまのご不安に配慮し、以下の3種類の脂肪溶解注射をご用意しています。

  • カベリン(Kabelline)
  • Vライトソリューション
  • スルリム注射

これらの薬剤は、デオキシコール酸(脂肪溶解を目的とした成分)をしっかり含みながらも、施術後の腫れや痛みといったダウンタイムに配慮して開発されているのが特徴です。

そのため、初めての方や、施術後のご予定が心配な方も、安心してご検討いただけます。

カベリン(Kabelline) Vライトソリューション スルリム注射
【スルリム(슬림)式脂肪破壊術】
製造者 NEW FACE Laboratories社
(韓国)
KB Med社
(韓国)
非公表
(韓国)
主成分 デオキシコール酸 デオキシコール酸 デオキシコール酸
デオキシコール酸濃度 0.5% 1% 非公表
その他の成分 L-カルニチン
アーティチョーク
ホスファチジルコリン
キングナッツ
ヒバマタエキス
セイヨウトチノキ(マロニエ)
チロシン(アミノ酸)
アデノシンリン酸2ナトリウム
非公表
施術間隔 1週間に1回 1週間〜10日間に1回 1ヶ月に1回
料金 1cc:3,500円 1cc:5,000円 あご・二の腕:1部位 1万4,800円
その他:1部位 2万9,800円

当院のLINE公式アカウントでは、最新情報や友だち限定プランのご案内など、お得な情報をいち早くお届けしています。

脂肪溶解注射の施術に関するご相談も、LINEからお気軽にお問い合わせいただけます。

お得な情報を逃さないためにも、ぜひこの機会にご登録ください。

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<カベリンについて>
カベリンは未承認医薬品です。NEW FACE Laboratories社(韓国)より医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品はありません。諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
カベリンの主成分デオキシコール酸は、米国・FDA(アメリカ食品医薬品局)認証医薬品です。
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

<Vライトソリューションについて>
Vライトソリューションは未承認医薬品です。韓国KB Med社が製造したものを医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。諸外国における安全性の評価として、以下の国で化粧品としての認証を取得しております。
・韓国(MFDS)、ヨーロッパ(CPNP)、ドバイ(UAE)、インドネシア(BPOM)
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

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