脂肪溶解注射の効果は?いつから現れるか・持続期間を徹底解説

脂肪溶解注射の効果は?いつから現れるか・持続期間を徹底解説

脂肪溶解注射は、脂肪細胞の破壊・溶解効果が期待できる成分を含む薬剤を注射する痩身施術です。

「脂肪溶解注射は効果がない」と言われることもありますが、多くの薬剤に配合されている有効成分「デオキシコール酸」は、米国FDA(食品医薬品局)により脂肪溶解効果が認められています※。

そのため、通常のダイエットでは減りづらい顔や二の腕、お腹、太ももなどの部分痩せを目指せるのが魅力です。

この記事では、施術を受ける前に知っておきたい脂肪溶解注射の効果について、わかりやすく解説します。

※出典:KYBELLA (deoxycholic acid) injection, for subcutaneous use. Full Prescribing Information(U.S.Food and Drug Administration)

この記事でわかること
  • 脂肪溶解注射には脂肪細胞の数を減らす効果がある
  • 脂肪溶解注射の効果は施術後3日後頃から実感できる
  • 脂肪溶解注射の効果は半永久的に持続する
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  • 施術後のアフターケアも充実!公式LINEでも相談OK
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  • ※本記事は2025年10月時点の情報をもとにまとめています。

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射とは、メスを使用せずに気になる部分の脂肪を減らすことを目的とした痩身施術の一種です。

脂肪細胞を破壊・溶解する作用を持つ薬剤を、痩せたい部位の脂肪層へ直接注射します。

薬剤によって破壊・溶解された脂肪細胞は、体内の免疫細胞に吸収された後、尿や便、汗として体外へ排出されます。

種類

脂肪溶解注射と一口に言ってもさまざまな種類があり、それぞれ有効成分や特性が異なります。

現在主流となっているのは、脂肪細胞の細胞膜を破壊するデオキシコール酸を主成分とした脂肪溶解注射です。

デオキシコール酸が高濃度になるほど脂肪溶解効果は高くなる反面、1%を超えると腫れや痛みといった副作用が出やすくなるとされています。

例えば、米国FDAがあご下の脂肪溶解注射として唯一承認した「KYBELLA(デオキシコール酸濃度:実質1%)」の添付文書では、腫れ(87%)、内出血(72%)、痛み(70%)の発生率が高く、腫れは数週間続く可能性が報告されています※。

そのため、近年は副作用を軽減するための追加成分が配合されている脂肪溶解注射も登場しています。

▼主な脂肪溶解注射
名称 FatX Core カベリン BNLSアルティメット VFDI スルリム注射
【スルリム(슬림)式脂肪破壊術】
原産国 韓国 韓国 韓国 不明 韓国
主成分 デオキシコール酸 デオキシコール酸 植物由来成分(ヒバマタ抽出物、アデノシンリン酸ナトリウム、チロシンなど)
デオキシコール酸
デオキシコール酸 デオキシコール酸
主な追加成分 NAIS複合体(抗炎症・抗浮腫成分) L-カルニチン
アーティチョーク
L-カルニチン
アーティチョーク
カテキン
コエンザイムQ10
L-カルニチン
アーティチョーク
カテキン
コエンザイムQ10
非公表
デオキシコール酸濃度 1% 0.5% 0.02% 0.05% 非公表
ダウンタイム 痛み・むくみ・赤み・感覚低下:1〜3日程度
腫れ:1〜2週間程度
腫れ・赤み:数日〜1週間程度 腫れ・赤み:2〜3日程度 腫れ・内出血 腫れ・痛み:数日〜1週間程度
内出血:1〜2週間程度
施術間隔 1ヶ月に1回 1週間に1回 1週間に1回 2週間に1回 1ヶ月に1回

※出典:KYBELLA (deoxycholic acid) injection, for subcutaneous use. Full Prescribing Information(U.S.Food and Drug Administration)
Injectable Deoxycholic Acid(American Society for Dermatologic Surgery)

メリット・デメリット

脂肪溶解注射には次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
・メスを使わず部分痩せができる
・リバウンドしにくい
・施術時間が短く手軽に受けられる
・手術に比べダウンタイムが短い
・内臓脂肪には効果がない
・体重減少は期待できない
・即効性は期待できない
・広範囲の施術には不向き

メリット

  1. メスを使わず部分痩せができる
    脂肪溶解注射では、メスを使わずに気になる部分のサイズダウンを目指せます。顔や二の腕、お腹、太ももといった部位の部分痩せを期待できます。

  2. リバウンドしにくい
    脂肪溶解注射は脂肪細胞の数そのものを減少させるため、一般的なダイエットで起こりがちなリバウンドのリスクを抑えることができます。

  3. 施術時間が短く手軽に受けられる
    脂肪溶解注射は大がかりな手術と比べて施術時間が短く、1部位あたり10〜15分程度で終わります。そのため、忙しい人でもスケジュールを調整しやすいでしょう。

  4. 手術に比べダウンタイムが短い
    脂肪溶解注射は注射による施術のため、手術に比べてダウンタイムが短い傾向にあります。日常生活への影響を最小限に抑えたい人にとって大きなメリットです。

デメリット

  1. 内臓脂肪には効果がない
    脂肪溶解注射が作用するのは皮下脂肪のみで、内臓脂肪を減らす効果はありません。
    内臓脂肪は腹筋よりもさらに奥深くの胃や腸の周りに付いており、安全に薬剤を注入できないためです。

  2. 体重減少は期待できない
    ボディラインを整えることを目的とした施術のため、体重はほとんど減らないものと考えておきましょう。

  3. 即効性は期待できない
    脂肪溶解注射で破壊された脂肪細胞は、体の自然なメカニズムを利用して、老廃物として排出されます。
    そのため、施術直後に効果を実感することはできません

  4. 広範囲の施術には不向き
    注射のため広範囲の施術には適しておらず、大幅なダイエット効果を求める場合は3〜5回程度の施術が必要となります。

脂肪溶解注射の効果

脂肪溶解注射の効果

脂肪溶解注射は、薬剤を直接脂肪層に注入することで脂肪細胞そのものに働きかけ、以下のようなさまざまな効果をもたらします。

脂肪細胞の減少

脂肪溶解注射の主な効果は、脂肪細胞の数を減らすことです。

注射に含まれるデオキシコール酸という成分が、脂肪細胞の細胞膜を溶かして細胞を壊死させます。

壊死した脂肪細胞は、体の免疫細胞によって分解され、最終的には尿や便と一緒に体外へ排出されます。

このプロセスによって脂肪細胞の数が減り、結果として脂肪層が薄くなるのです。

セルライトの改善

脂肪溶解注射は、セルライトの改善にも効果が期待できます。

セルライトとは、脂肪細胞に水分や老廃物が絡みつき、硬く線維化したものです。

脂肪溶解注射によって、セルライトを構成する脂肪細胞を分解することで、肌のデコボコを軽減します。

肌の引き締め

もともと肌の弾力が低下している人が脂肪溶解注射を受けると、脂肪が減ったことでかえってたるみが目立ちやすくなる場合があります。

このようなケースでは、引き締め成分やコラーゲン生成を促す成分が配合された脂肪溶解注射が有効です。

これらの成分が直接的または間接的に肌のハリや弾力を保ち、たるみの進行を抑える手助けをします。

脂肪溶解注射の効果はいつから実感できる?

脂肪溶解注射の効果は、最短で3日後くらいから現れ始めるといわれています。

ただし、急激に変化するわけではなく、一般的には1〜2週間程度かけて徐々に脂肪が減っていくため、即効性はありません。

最終的な結果を確認できるのは、施術後1〜3ヶ月後が目安となります。

脂肪溶解注射の効果はいつまで続く?

脂肪溶解注射の効果は、理論上、半永久的に続くと考えられています。

薬剤によって破壊され、体外へ排出された脂肪が再生することはないためです。

ただし、施術後に残った脂肪細胞が肥大化すると、見た目にはリバウンドしたように感じられる可能性もあります。

脂肪溶解注射の効果を引き出すポイント

脂肪溶解注射の効果を引き出すポイント

脂肪溶解注射の効果をスムーズに実感するためのポイントには、以下の5つがあります。

自分の希望に合った脂肪溶解注射を選ぶ

脂肪溶解注射は、製品によって脂肪溶解効果やダウンタイムの長さが異なります。そのため、自分が最も重視するポイントに合った薬剤を選ぶことが大切です。

選び方の例
  • ダウンタイムの短さ重視:BNLSシリーズ
  • 脂肪溶解効果とダウンタイムのバランス重視:カベリン
  • デオキシコール酸の濃度重視:FatXシリーズ

気になる脂肪溶解注射が見つかったら、事前にクリニックの公式サイトなどで取扱いがあるかを確認しておきましょう。

適切な回数・頻度で施術を受ける

脂肪溶解注射は1回の施術でも効果を期待できますが、よりはっきりとした効果を実感するためには、複数回の施術がおすすめです。

適切な回数は施術部位や脂肪の量によって異なりますが、一般的に3〜5回程度の施術を継続することが効果的とされています。

施術の間隔は2〜3週間ほど空けるのが目安ですが、使用する薬剤の種類によって異なるため、カウンセリングで医師に適切な回数と頻度を確認しましょう。

▼主な脂肪溶解注射
回数 3〜5回程度
頻度 2〜3週間に1回

栄養バランスの良い食事を心がける

脂肪溶解注射は無理な食事制限の必要がない部分痩せ方法ですが、施術後の暴飲暴食は禁物です。

注射によって破壊された脂肪細胞が再生することはありませんが、残った脂肪細胞が肥大化すれば変化が感じられなくなる可能性があります。

「脂肪溶解注射を受けたからもう太らないだろう」と油断せず、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

食生活改善のポイント
  • 1日3食を心がける:食事の間隔が空きすぎると、次の食事で食べ過ぎてしまうリスクがあるので注意しましょう。
  • 腹八分目で食事を終える:「もうちょっと食べられるな」と感じるくらいが、ちょうど腹八分目の目安です。
  • ストレスはこまめに解消する:心を満たすために食べる「エモーショナルイーティング」は、食べ過ぎの原因となることがあります。

参考:「ちょうどよいバランスの食生活」(農林水産省)

こまめに水分補給を行う

脂肪溶解注射で破壊された脂肪細胞は、老廃物として体外へ排出されるため、十分な水分補給が重要です。

水分補給は体内の代謝を促し、老廃物をよりスムーズに排出できるようにします

1日の水分摂取量の目安は約1.2リットルです※。

一度に大量の水を飲むと胃腸に負担がかかる可能性があるため、1日6〜8回程度に分けて飲むのがおすすめです。

※出典:「健康のため水を飲もう」推進運動(国土交通省)

軽い運動を取り入れる

脂肪溶解注射の効果を最大限に引き出すためには、軽い運動を取り入れるのもおすすめです。

適度な運動は血流や代謝を促し、破壊された脂肪の排出を助けてくれます

具体的には以下の運動がおすすめです。

  • 有酸素運動
    ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、全身の血流を改善し、体内の老廃物が効率良く排出されるのを助けます。1日30〜50分、週3〜5回を目標に取り入れてみましょう。

  • 筋トレ
    筋トレで筋肉量が増えると、基礎代謝が上がり、運動をしていない時でも脂肪分解が促されやすくなります。効率良く鍛えたいなら、全身の筋肉量の6割以上を占める下半身の筋トレから始めるのがおすすめです。

※参考:WHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour(World Health Organization)

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脂肪溶解注射のダウンタイム

脂肪溶解注射は、脂肪吸引のような手術に比べ、ダウンタイムが短い施術です。

施術後の制限はほとんどなく、すぐにメイクや洗顔もできるため、普段どおりの生活を送れます。

人によっては腫れや痛み、赤みといった症状が出ることもありますが、数日から1週間程度で自然に治まることがほとんどです。

ただし、施術当日は血行が促進される行動(長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒など)は控えましょう。

脂肪溶解注射の副作用・リスク

脂肪溶解注射の主な副作用・リスクとして、以下のような症状が挙げられます。

赤み・腫れ・熱感

施術部位に赤みや腫れ、熱感(熱っぽさ)が生じることがあります。
特に高濃度のデオキシコール酸を配合した薬剤を使用した場合は、症状が強く出る可能性があります。

痛み

施術部位に筋肉痛のような鈍い痛みを感じることがあります。数日から1週間ほど続く場合がありますが、日常生活に支障が出るほどではありません。

内出血

注射時に針が血管に当たった場合、あざのような内出血が生じることがあります。
通常は1〜2週間で自然に消えていきます。

硬結(しこり)

施術後数日〜1週間後頃に、施術部位が一時的に硬くなる場合があります。
これは、注入された薬剤が脂肪細胞を破壊する過程で生じたものです。
通常は数日から1週間程度で自然に改善されます。

アレルギー反応・神経損傷

アレルギー反応や神経損傷が起こる可能性も存在します。

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脂肪溶解注射の効果に関するよくある質問

よくある質問
脂肪溶解注射の適応部位は?

脂肪溶解注射は、顔とボディのどちらにも適用できます
特に、部分痩せが難しい箇所や細かい部位に効果を発揮します。

  • 顔:頰、頬骨の上、鼻(小鼻や鼻先)、フェイスライン、あご下(二重あご)など
  • ボディ:二の腕、背中、お腹、ひざ上、太もも、お尻、ふくらはぎ、足首など

ただし、お腹周りや太ももといった広範囲の部位は、効果を実感しにくい傾向があります。

脂肪溶解注射は1回でも効果はある?

脂肪溶解注射は1回の施術であっても、薬剤によって溶解された脂肪細胞が体外へ排出されるため、効果は期待できます
しかし、見た目の変化はわずかであるケースが多く、はっきりとした効果を求める場合は3〜5回程度の施術を継続することがおすすめです。

脂肪溶解注射と脂肪吸引・脂肪冷却の違いは?

脂肪溶解注射と脂肪吸引・脂肪冷却は、いずれも部分痩せを目指せる医療痩身施術ですが、施術方法や効果、ダウンタイムなどに違いがあります

脂肪溶解注射は、顔やあご下、二の腕、脇や背中の“はみ肉”といった小さな部位の脂肪にピンポイントでアプローチしたい人におすすめです。

名称 脂肪溶解注射 脂肪吸引 脂肪冷却
施術方法 薬剤を注射して脂肪細胞を破壊する メスで切開し脂肪を吸引する 脂肪細胞を冷却して破壊する
メスの使用 なし あり なし
痛み 麻酔なしも可能
※希望により表面麻酔の利用も可能
麻酔が必要 麻酔不要
即効性 なし あり なし
ダウンタイム 数日〜1週間程度
※日常生活の制限なし
2週間〜1ヶ月程度
※圧迫固定が必要
数日〜1週間程度
※日常生活の制限なし
向いている部位 小さな部位
(顔、あご下、二の腕など)
脂肪が多い広範囲の部位
(お腹、太もも、二の腕など)
脂肪が多い広範囲の部位
(お腹、太もも、二の腕など)

脂肪溶解注射ならJuno(ジュノビューティークリニック)

ジュノビューティークリニックの院内画像

Juno(ジュノビューティークリニック)では、スルリム注射、カベリン、Vライトソリューションの3種類の脂肪溶解注射をご用意しています

いずれもデオキシコール酸を高濃度で配合しているため、脂肪溶解注射を重視する人に人気です。

カベリン Vライトソリューション スルリム注射
【スルリム(슬림)式脂肪破壊術】
製造者 NEW FACE Laboratories社
(韓国)
KB Med社
(韓国)
非公表
(韓国)
主成分 デオキシコール酸 デオキシコール酸 デオキシコール酸
主成分 L-カルニチン
アーティチョーク
ホスファチジルコリン
キングナッツ
ヒバマタエキス
セイヨウトチノキ(マロニエ)
チロシン(アミノ酸)
アデノシンリン酸2ナトリウム
非公表
デオキシコール酸濃度 0.5% 1% 非公表
施術間隔 1週間に1回 1週間〜10日間に1回 1ヶ月に1回
料金 1cc:3,500円 1cc:5,000円 あご・二の腕:1部位 1万4,800円
その他:1部位 2万9,800円

当院の公式LINEでは、最新の施術情報や友だち限定の特別プランを随時配信しています

また、無料カウンセリングのご予約もLINEから24時間・364日いつでも可能です。

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<カベリンについて>
カベリンは未承認医薬品です。NEW FACE Laboratories社(韓国)より医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品はありません。諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
カベリンの主成分デオキシコール酸は、米国・FDA(アメリカ食品医薬品局)認証医薬品です。
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

<Vライトソリューションについて>
Vライトソリューションは未承認医薬品です。韓国KB Med社が製造したものを医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。諸外国における安全性の評価として、以下の国で化粧品としての認証を取得しております。
・韓国(MFDS)、ヨーロッパ(CPNP)、ドバイ(UAE)、インドネシア(BPOM)
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人購入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

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