肝斑があっても顔脱毛できる?濃くなるってホント?

頬骨のあたりに薄くぼんやりとした「肝斑(かんぱん)」ができ、顔脱毛への影響が気になる人もいるでしょう。

実際、肝斑があっても多くの場合は顔脱毛が可能です。

肝斑ができる頬や顔面中央部にレーザーを照射するケースは少ないと考えられるためです。

ただし、顔脱毛を受けるにあたっては、注意点もあります。

この記事では、肝斑がある場合の顔脱毛や注意点などについて、詳しく解説します。

  • ※本記事は2024年4月時点の情報をもとにまとめています。
  • ※記事内の金額は税込の表示となります。

肝斑があっても顔脱毛できる?

原則として医師の診察で判断されますが、肝斑がある場合も顔脱毛できるケースは多いと考えられます

顔脱毛の際に、肝斑ができる頬や顔面中央部にレーザーを照射することは少ないためです。

アトピー性皮膚炎や脱色剤などによる生え際の炎症がない限り、断られるケースはあまりないでしょう。

肝斑かどうかの判断は?

肝斑はホルモンバランスの影響もあるとされ、30〜40代の女性に発症しやすいといわれています。

他のシミとは違い、薄茶色で輪郭のはっきりしないシミが左右対称に現れるのが特徴です。

多くは頬骨周辺に現れますが、ひたいや口の周りにできることもあります。

肝斑周辺はレーザーを照射できない

顔脱毛が可能な場合も、肝斑とその周辺は避けてレーザーを照射するのが一般的です。

レーザー脱毛は、毛の黒い色素(メラニン)にレーザーを反応させ、発生した熱で毛を作る組織を破壊する方法です。

そのため、肝斑のメラニンにもレーザーが反応し、やけどを引き起こすリスクがあります

また、肝斑にレーザーを照射すると炎症が誘発され、肝斑が悪化する可能性もあります。

治療薬の使用は脱毛施術前日までOK

肝斑の治療中の人の場合、脱毛施術の前日までであれば、ハイドロキノンの塗布やトラネキサム酸の内服を行っても問題ありません

ただし、ハイドロキノンは副作用として赤みが出る可能性があるため、脱毛施術の直前に使用を開始することは避けた方がよいでしょう。

服用中の薬は、事前のカウンセリングの際に医師にお伝えください。

肝斑治療に用いられる薬の例

内服薬 外用薬
  • トラネキサム酸
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • ハイドロキノン
  • トレチノイン

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顔脱毛で肝斑は濃くなる?

顔脱毛の際に肝斑にまで脱毛用のレーザーを照射すると、肝斑が濃くなる可能性があります

肝斑は、何らかの刺激によってメラノサイト(色素細胞)が活性化され、過剰に作られたメラニンが表皮に蓄積されてできます。

肝斑がある人は炎症後色素沈着を誘発しやすく、高出力でのレーザー照射による刺激で肝斑が悪化するリスクがあるため、避けた方がよいと考えられているのです。

肝斑の原因・悪化要因
  • 遺伝的要因
  • 紫外線
  • 妊娠
  • ホルモン療法(ピルなど)
  • 化粧品
  • 外用薬
  • 日光過敏を誘発する薬品
  • 抗てんかん薬
  • 甲状腺疾患
  • 心身症
  • 肝障害
  • 寄生虫
  • ストレス
  • 物理的刺激

顔脱毛中に肝斑ができたり濃くなったりするのを防ぐには?

顔脱毛を効果的に行い、肝斑の発症や悪化を防ぐためには、日頃からの紫外線対策がとても大切です

顔脱毛中に日焼けをして炎症を起こしている間は、脱毛施術を受けられない可能性があります。

日焼けにより肌のトーンが暗くなると、レーザーの出力を下げる場合があるので、脱毛効果を感じづらくなるかもしれません。

また、紫外線によるダメージは肝斑の悪化要因になるともいわれています。

日焼け止めや帽子、日傘などを活用し、日頃から紫外線対策を行いましょう。

そのほか、スキンケアやメイク、マッサージなどによる摩擦も肝斑の悪化に影響する可能性があります

洗顔後にタオルでゴシゴシ拭く、頻繁にフェイスマッサージを行うといった行動を避け、肌はなるべくこすらないようにしましょう。

顔脱毛とシミ取り、どっちが先?

肝斑のほか、シミ・ソバカスのレーザー(光)治療を検討している人は、顔脱毛を先に行うことをおすすめします

顔の毛が多い場合、やけどや毛のう炎といった肌トラブルを避けるため、部分的に避けて照射する可能性があるからです。

顔脱毛を先に行っておけば治療範囲が狭まるリスクがなくなり、顔全体にしっかりムラなく照射できるため、肌全体が明るく見えるようになるでしょう。

もし、顔脱毛と顔 全体のシミ取り治療を同時並行したい場合は、施術後1ヶ月あけてください

スポット的にシミ取り治療をしている場合は、その部位を避けて脱毛用のレーザーを照射します。

レーザー(光)による肝斑治療の例
  • レーザートーニング(Qスイッチヤグレーザー)
  • フォトフェイシャルM22(IPL)

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参考

Grimes PE. Melasma Etiologic and therapeutic considerations. Arch Dermatol.1995;131(12):1453–1457
日本美容外科学会(JSAPS)、日本形成外科学会『日本美容外科学会会報 2020 Vol.42特別号 美容医療診療指針』全日本病院出版会
日本形成外科学会、日本創傷外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会『形成外科診療ガイドライン 1 皮膚疾患』金原出版株式会社