リニアハイフ(HIFU)

リニアハイフとは高密度の超音波を線状(リニア)に照射する施術方法です。

熱エネルギーを広範囲に照射することにより、脂肪溶解効果を実現。

あご下やフェイスライン、二の腕などの脂肪にアプローチできます。

リニアハイフとは

リニアハイフとドット状とリニア上の違いの説明

リニアハイフは、高密度焦点式超音波(HIFU)の照射方法のひとつで、従来の点状(ドット状)ではなく、線状(リニア状)に熱を加えます

点状の照射では気になる部位をピンポイントで加熱しますが、線状の照射は広域を加熱(バルクヒーティング)できるのが特徴です。

これにより、熱が効率よく広がり、脂肪細胞を効果的に破壊することができます。

破壊された脂肪細胞は免疫細胞に取り込まれた後、血管やリンパ系を通じて肝臓へ運ばれ、最終的に便や尿とともに体外に排出されます。

脂肪細胞自体を減少させるため、リバウンドしにくいこともメリットです。

ウルトラセルZi / ウルトラセルQプラスの特徴

韓国のJeisys社が開発した医療用ハイフ機器

当院では、韓国のJeisys社が開発した医療用ハイフ機器「ウルトラセルZi(ULTRAcel[zí])」「ウルトラセルQプラス(ULTRAcelQ+)」の2種類を使用しています。

痛みを最小限に軽減

リニアモードでは脂肪溶解に必要十分な58℃で安定的に照射できる技術を搭載

痛みの感じ方には個人差がありますが、ドット照射時(63℃)よりも痛みを感じにくい傾向にあります。

骨に響くような音も大幅に改善され、患者様への負担が少ない仕様になりました。

施術時間が短い

高速カートリッジにより、リニアモードでは全顔(400ショット)も5分未満で照射完了

ウルトラセルZiでは1つのカートリッジで照射深度やモードを変更できるため、さらなる施術時間の短縮に成功しました。

▼リニアモードでの照射スピード
機種名 ウルトラセルZi ウルトラセルQプラス
1ショット 約0.36秒 約0.7秒
400ショット(全顔) 約2.4分 5分未満

皮下脂肪が厚い部位もOK

ウルトラセルQプラス・ウルトラセルZiは、6.0mmの深さまで対応できるカートリッジを採用しているため、皮下脂肪が厚い部位でも効果を期待できます。

中でもウルトラセルZiでは、一人ひとりの脂肪の厚みに合わせて、0.5mm単位で照射深度の調整が可能です。

照射深度4.5〜6.0mmカートリッジで脂肪層からSMAS筋膜にアプローチ

SMAS筋膜まで届き、より広範囲の脂肪溶解を促すため、頰下やあご下といった脂肪が蓄積しやすい部位に適しています。

二重あごの脂肪吸引を検討している方や、脂肪溶解注射で満足できなかった方には特におすすめです。

期待できる効果
  • 二重あごの改善
  • フェイスラインのもたつき改善

リニアハイフで期待できる効果

二重あごを改善してスッキリ小顔に

鏡で顎を気にしている女性

リニアハイフは、気になる二重あごやフェイスラインのもたつきに効果的です。

広範囲に線状照射を行い、脂肪層に58℃の熱エネルギーを届けて脂肪細胞を溶かします。

これにより、脂肪が原因のもたつきやたるみが軽減され、スッキリしたフェイスラインに近づきます

さらに、ドットモードの施術と併用すれば、引き締め効果がさらに高まり、キュッと引き締まった小顔を実現できるでしょう。

部分痩せを目指せてリバウンドしにくい

鏡で二の腕を気にしている女性

顔だけでなく、ボディの気になる部位にもリニアハイフは有効です。

二の腕やひざ上、ブラファットなど、ターゲットとなる脂肪細胞を効率的に溶解・破壊します。

脂肪細胞の数自体を減らすため、リバウンドしにくいのが大きなメリットです。

脇や背中のはみ肉が気になる方、膝上についたぷよぷよの脂肪が気になる方、ラインの出やすいニットやTシャツを綺麗に着こなしたい方におすすめです。

ダウンタイムが少なく手軽に受けられる

街中を歩く女性

リニアハイフは、従来のドットモードでの施術に比べて照射スピードが速く、短時間で施術が終了します。

また、肌の表面を傷つけずに肌の深層部に熱エネルギーを送るため、ダウンタイムが少ないのも魅力です。

日常生活に大きな制限はなく、施術後すぐにメイクをすることも可能です。

リニアハイフがおすすめな人
  • 二重あごを改善したい
  • フェイスラインをシャープにしたい
  • 二重あごの脂肪吸引はしたくない
  • 注入以外であご下の脂肪を減らしたい
  • 切らずに小顔になりたい
  • 肌のハリと弾力が欲しい
  • 膝上・ブラファット・二の腕の脂肪を減らしたい

リニアハイフの料金

※リニアハイフ(ウルトラセルZi/ウルトラセルQプラス)は公的医療保険が適用されない自由診療です。
※料金はすべて税込です。

ウルトラセルZi(リニアモード)

部位 トライアル価格 通常価格 3回コース 6回コース
全顔(300ショット) 25,000円 27,500円 81,000円 156,000円
全顔(400ショット) 31,000円 33,000円 96,000円 186,000円
あご下(150ショット) 16,200円 19,500円 51,000円 96,000円
首(300ショット) 25,000円 27,500円 81,000円 156,000円

ウルトラセルQプラス(リニアモード)

部位 トライアル価格 通常価格 3回コース 6回コース
フェイスライン・あご下 (300ショット) 23,500円 29,500円 76,500円 141,000円
あご下(70ショット) 16,200円 19,500円 51,000円 96,000円
ボディ 二の腕 または ひざ上 (400ショット) 36,800円 39,800円 114,000円 220,800円

※あごやフェイスライン、二の腕などのボディにも照射できます。
※それ以外の部位への照射、他メニューとの組み合わせについてはお気軽にお問い合せください。

リニアハイフの症例写真

リニアハイフの症例写真

施術名:リニアハイフ
施術内容:高密度の超音波を線状に照射し、脂肪細胞を破壊する施術です。
施術回数:1回
施術費用:フェイスライン・あご下(300ショット)29,500円
施術機器:ウルトラセルQプラス
副作用・リスク:火傷、毛嚢炎、色素沈着、むくみ

リニアハイフの副作用・リスク

主なリスク・副作用について

以下の症状が一時的に生じる場合があります。

リニアハイフのよくある質問

リニアハイフとハイフの違いは何ですか?

リニアハイフと一般的なハイフ(ドットハイフ)の主な違いは、超音波の照射方法とアプローチする層、期待できる効果です

通常のハイフ(ドットハイフ) ・高密度の超音波を点状に照射
・表皮〜SMAS筋膜がターゲット
・肌の引き締めやリフトアップが目的
リニアハイフ ・高密度の超音波を線状に照射
・主に脂肪層がターゲット
・部分痩せ・サイズダウンが目的
リニアハイフは何ヶ月おきに受ければいいですか?

リニアハイフの施術は、基本的に1ヶ月に1回の頻度で、合計3回受けることが推奨されています

1回でも効果はありますが、複数回の施術を重ねることで、より脂肪減少効果を実感しやすくなります。

さらに施術を継続したい場合は、半年に1回程度のペースがおすすめです。

リニアハイフの効果はいつから実感できますか?

リニアハイフの施術直後から引き締め効果を感じる方もいらっしゃいますが、実際に「引き締まった」と実感できるのは施術から1〜3ヶ月後です

すぐに効果を実感しにくいのは、破壊された脂肪細胞が体外へ排出されるまでに時間がかかるためです。

1〜3ヶ月経過すると、破壊された脂肪が体外に排出されるとともに、熱刺激によるコラーゲン生成も活発になり、最も効果を実感しやすい時期となります。

リニアハイフの効果はいつまで続きますか?

リニアハイフで破壊された脂肪細胞は再生されないため、施術部位に関しては半永久的な効果が期待できます

ただし、加齢や食生活、体重の変化などによって、残っている脂肪細胞が大きくなったり、新たな脂肪が蓄積されたりする可能性もあります。

そのため、長期的に効果を維持したい場合は、半年に1回程度の施術を継続したり、健康的なライフスタイルを心がけたりすることが重要です。

リニアハイフにダウンタイムはありますか?

リニアハイフはダウンタイムの少ない施術です。メスや注射を使わないため、傷口の縫合や止血の必要がなく、施術直後からメイクや洗顔も可能です。

ただし、体調や肌状態によっては軽い赤みや腫れ、熱感が出ることがありますが、通常は数時間から数日で自然に落ち着きます。

リニアハイフの詳細情報

項目 詳細
使用機器 ウルトラセルZiまたはウルトラセルQプラス
施術時間 10〜20分程度
※施術部位やショット数などにより異なるため、詳細はお問い合わせください。
治療回数 1〜3回
治療期間 3回の施術で3ヶ月程度
※1ヶ月に1回のペースがおすすめです。
痛み 個人差はありますが、熱感や若干の痛みを伴う場合があります。
副作用・リスク 赤みやむくみが出る場合がありますが、数日で落ち着きます。火傷や毛嚢炎、色素沈着のリスクも存在します。
シャワー・入浴 当日から可能
メイク 当日から可能

【ウルトラセルQプラスについて】ウルトラセルQプラスは未承認機器・医薬品です。Jeisys Medical Inc.(韓国)より医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。諸外国における安全性の評価としてCE(2018.7)、MFDS(2018.5)の認証を取得しております。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

【ウルトラセルZiについて】ウルトラセルZiは未承認機器・医薬品です。Jeisys Medical Inc.(韓国)より医師が個人輸入しております。同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。諸外国における安全性の評価として韓国のMFDS、ヨーロッパCEマークを取得しております。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象外となります。個人輸入された医薬品などの使用によるリスクに関する情報は一般社団法人 偽造医薬品等情報センターのURLをご確認ください。

リニアハイフの施術を受けられない方

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 顔に金属の糸が入っている方
  • ペースメーカーを使用されている方