介護脱毛のメリット・デメリットとは?現場のリアルな声も紹介

看護師がおばあさんを介護している様子

「自分が介護されるようになった時、家族やヘルパーさんに迷惑をかけたくない」—近年、40代・50代を中心に、介護脱毛を選択する方が急増しています。

介護脱毛とは、将来の介護に備えてアンダーヘア(VIO)を医療脱毛などで処理することです。

「本当に必要なの?」「いつから始めるべき?」といった疑問を持ったり、費用や痛み、デザインに不安を感じたりする方も少なくありません。

この記事では、独自に取材した介護現場のリアルな声を交えながら、介護脱毛のメリット・デメリットから、最適なタイミング、料金、回数まで徹底的に解説します。

この記事を読めば、あなたが介護脱毛をすべきかどうかの判断基準がきっと明確になるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

  • ※本記事は2025年12月時点の情報をもとにまとめています。
  • ※記事内の金額は税込の表示となります。
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介護脱毛とは?

介護脱毛とは、将来の介護に備えて、あらかじめアンダーヘア(VIO)を処理しておくことです。

介護脱毛が広まった背景

介護脱毛が社会的に注目され、急速に普及した背景には、単にメディアの影響だけでなく、日本の社会構造の変化や個人の価値観の変化も挙げられます。

団塊の世代の高齢化により親の介護をする人が増えた

いわゆる「団塊の世代」(1947〜1949年生まれの人)が高齢になり、その子ども世代である40〜50代のミドル世代が介護を担うケースが増加。

実際に親を介護する経験を通じて、アンダーヘアが排泄介助時の負担や衛生管理の難しさに直結することを具体的に認識するようになった人が増えました。

メディアと著名人により介護脱毛の認知度が上がった

以前はタブー視されがちだったVIO脱毛ですが、テレビ番組や雑誌、Webメディアなどで「老後のエチケット」として特集されたり、著名人が公に経験を語ったりしたことで、急速に認知が拡大しました。

老後のQOLを重視する人が増えた

近年、「認知症などになり自己管理ができなくなっても清潔でいたい」「最期まで自分らしくありたい」と、長いシニア期を通して尊厳や自己肯定感を維持したいという意識が定着しつつあります。

【独自調査】40・50代女性の約3割が介護脱毛に関心を持っている

当院の独自調査(調査対象:40・50代の女性100人)によると、介護脱毛を「既に受けた」または「興味はあるが迷っている」と答えた方は合計31%に上り、関心の高さがうかがえます。

介護脱毛への興味に関する独自アンケート

では、興味を持った方はどのようなきっかけで行動を検討し始めたのでしょうか。具体的なきっかけを尋ねたところ、以下の結果が得られました。

  • テレビやネットで話題になっているのを見た時:約48%
  • デリケートゾーンの衛生管理の重要性を認識した時:約32%
  • 友人や知人から介護脱毛の体験談を聞いた時:約19%
  • 親や配偶者の介護を経験した時:約13%
  • VIOが白髪になると脱毛が難しくなると知った時:約13%

特に「テレビやネットで話題になっているのを見た時」が約48%と最多で、メディアの影響が大きいことが明らかになりました。

しかし、まだ行動に移せていない人がほとんどです。躊躇している理由を聞くと、最も多かった回答は「費用が高額そうで不安」(約81%)となりました

「他人にデリケートゾーンを見られるのが恥ずかしい」(約58%)、「中高年になってから脱毛を受けるのが恥ずかしい」(約35%)という声が続き、費用と羞恥心が介護脱毛を受ける大きな障壁となっていることがわかります。

調査データ
  • 調査対象:40・50代の女性100人
  • 調査内容:介護脱毛について
  • 調査時期:2025年11月
  • 調査方法:インターネット調査

介護脱毛のメリット

介護脱毛は、将来の備えとしてだけでなく、現在のQOL(生活の質)を上げることにもつながります。

具体的には、以下の5つのメリットがあります。

1.肌トラブルの予防になる

アンダーヘアがあることによる皮膚のムレは、陰部の肌トラブルの原因となります。

さらに、おむつを着用するようになると、排泄時におむつの中で尿や便がアンダーヘアに絡まりやすくなってしまいます。

アンダーヘアにこびりついた汚れは落ちにくいため、何度もゴシゴシ拭ううちに陰部の肌が傷つき、かぶれやただれといった皮膚炎が起こりやすくなるのです。

介護脱毛をしてアンダーヘアがなくなれば、ムレにくくなるだけでなく、排泄物が絡まらなくなるため過度な清拭も不要となり、肌トラブルの予防につながります。

2.感染症のリスクが軽減される

アンダーヘアに排泄物の汚れが残り、不衛生な状態が続くと、陰部周辺で雑菌が繁殖しやすくなります

特に免疫機能が低下した高齢者では、おむつによるムレも影響し、細菌性膣炎やカンジダ症、膀胱炎といった感染症を引き起こす可能性もあります。

介護脱毛でアンダーヘアを処理しておけば、衛生的な状態を保ちやすくなり、こうした感染症のリスクを軽減できるでしょう。

3.排泄介助がスムーズになる

アンダーヘアに尿や便が絡みつくと、排泄介助時の清拭に時間がかかり、介護者側の負担が増します

また、毛に汚れが絡むと強いにおいの原因となり、介護を受ける側は恥ずかしさや申し訳なさを感じやすくなります。

介護脱毛しておけば、排泄介助の時間が短く済むようになり、においの発生も抑えられるため、介護する側・される側双方の負担が軽減されるでしょう。

介護脱毛のデメリット

介護脱毛で後悔しないためには、デメリットも理解しておくことが重要です。

介護脱毛には以下のデメリットがあります。

1.脱毛後は元の状態に戻せない

医療レーザー脱毛は、発毛組織を破壊することで新たな毛が生えないようにする方法のため、長期的な脱毛効果を期待できます。

そのため、脱毛後に「元のアンダーヘアに戻したい」と思っても、元の量や形に戻すことは不可能です。

介護脱毛を受ける前に、全て脱毛するのか、Vラインは残すのかなど、デザインを慎重に検討しましょう。

2.施術時に痛みを伴う場合がある

介護脱毛の対象となるVIOは、皮膚が薄く、骨や神経に近い部位です。

さらに、太く黒い毛にはレーザーが強く反応するため、他の部位に比べて痛みを感じやすい傾向があります。

しかし、多くのクリニックでは、強力な冷却機能を備えた脱毛機や麻酔クリームにより、痛みを最小限に抑えることが可能です。

痛みに弱い方や不安がある方は、事前のカウンセリングで医師に相談するとよいでしょう。

参考:医療脱毛は痛い

3.施術中に恥ずかしさを感じる可能性がある

デリケートゾーンは普段人に見せない部位のため、施術中に恥ずかしいと感じる方もいます。

しかし、多くのクリニックでは施術箇所以外をタオルで覆い、少しずつずらしながら照射を行うなど、羞恥心に最大限配慮しています。

また、経験豊富なスタッフが照射するため、1人ひとりの体型や毛、肌の状態を気にするようなことはありません。

そのため、「施術回数を重ねていくにつれ、だんだん気にならなくなった」という方も多いです。


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介護脱毛はどこまで行うべきか

介護脱毛を検討する際に、「アンダーヘアすべてをツルツルにしなければならないの?」「セルフで済ませられない?」といった疑問を抱く方も少なくありません。

介護脱毛はアンダーヘアすべてを処理する必要はなく、ご自身の希望に応じて範囲やデザインを自由に決めることができます

ここでは、後悔しないための範囲の決め方と、医療脱毛が推奨される理由について解説します。

介護脱毛の範囲とデザインは自分で決められる

介護脱毛の範囲を表した画像

介護脱毛の対象部位は、陰部全体(Vライン・Iライン・Oライン)ですが、すべて脱毛する「ハイジニーナ」は必須ではありません

ご自身の希望に合わせて、脱毛する範囲や毛量を自由に選択できます。

  • ハイジニーナ(全処理)
    衛生面や介護時の負担の少なさから、最も理想的とされるデザインです。
  • Vラインだけ残す
    排泄介助時の負担軽減に直結するIラインとOラインのみを処理し、Vラインの毛は残して形を整えるデザインです。

    温泉などでの人目が気になる方やハイジニーナに抵抗がある方に選ばれます。

衛生面や快適さを考えればハイジニーナが理想的ですが、少しでもアンダーヘアを減らせれば介護面でのメリットはあります。

参考:尻毛(けつ毛)脱毛のメリット・デメリットを解説!費用や回数の目安も紹介

セルフ脱毛(自己処理)には限界がある

コストの問題や恥ずかしさから自宅でのセルフ脱毛(自己処理)を検討する方もいるかもしれません。

しかし、結論から言えば、介護脱毛を自分で完了させることは困難です。

  • 長期的な効果が得られない
    アンダーヘアが長期間生えてこないようにするには、発毛組織を破壊する必要があります。

    しかし、発毛組織を破壊する行為は「医療行為」のため、医療機関以外では行えません

    家庭用脱毛器やワックス、毛抜きなどを使って自己処理したとしても、発毛組織は生きているので時間が経てば再び生えてきてしまいます。
  • 肌トラブルのリスクが高い
    VIOは肌が薄く凹凸も多いため、自己処理によるカミソリ負けや色素沈着、毛嚢炎といった肌トラブルのリスクが非常に高くなります。

    特に家庭用脱毛器除毛クリームは、VIOへの使用が禁止されている製品も多く注意が必要です。

参考:VIOの正しい自己処理方法は?

介護脱毛の目的である長期的な負担軽減を安全に達成するには、医療機関で医療脱毛を受けることが近道であると言えるでしょう。

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介護脱毛の注意点

介護脱毛を始める前に知っておきたい注意点を2つ紹介します。

いざ脱毛して後悔しないためにも、必ず事前に確認しておきましょう。

医療脱毛は健康保険や介護保険の適用外になる

介護脱毛を医療機関で受ける場合にも、健康保険・介護保険の適用外となります。

これは、医療脱毛が美容目的の自由診療として扱われるためです。

介護脱毛にかかった料金の全額を自費で支払う必要がありますが、現在の医療脱毛の料金はエステ脱毛とほとんど差がなくなってきています。

介護脱毛(VIO脱毛)の相場は、5回コースで9万円です※。

施術を受ける度に1回分の料金を支払う「都度払い」のクリニックもあるので、気になる人はチェックしてみましょう。

※編集部調べ

医療レーザー脱毛は白髪が増える前に受ける

多くのクリニックが行う医療レーザー脱毛は、毛の黒い色(メラニン色素)にレーザーを反応させ、発生した熱で発毛組織を破壊する仕組みです。

そのため、白髪にはレーザーが反応せず、脱毛効果が得られません

介護脱毛に何歳までという年齢制限はありませんが、アンダーヘアに白髪がまだ少ない40〜50代に行うのが望ましいといわれています。

参考:白髪は医療脱毛できる?効果や白髪だけ残った時の対処法を解説

【独自取材】介護脱毛は必要ない?現役看護師にインタビュー

実際のところ、介護脱毛の必要性はどこまであるのでしょうか?

また、介護脱毛をしていない場合と介護脱毛をしている場合とでは、どのような違いがあるのでしょうか?

通所介護施設、デイサービスセンター「ぐっどういる境南」に勤める看護師・酒井恵子さんに、排泄介助の現状と介護脱毛の意味について、現役看護師の視点からお話をうかがいました。

監修者の酒井恵子さん 監修者:酒井恵子
デイサービスセンター「ぐっどういる境南」勤務
専門科目:看護師
中野区医師会立看護高等専修学校卒業。一般外来、病棟の勤務に従事し、高齢者の介護看護に携わる。その後キャリアアップを重ね、結婚を機に転職し、現在のデイサービスセンターにて勤務。

アンダーヘアの処理は介護・医療従事者の仕事ではない

ー酒井さんは現在所属していらっしゃるデイサービスセンターにおいて、どのような業務を担当されていらっしゃいますか?

【酒井さん】
利用者の方の血圧測定や服薬管理、処置や排泄介助などの業務を行っています。

ー排泄介助が必要になる方はどのような利用者さんが多いのでしょうか?

【酒井さん】
寝たきりに近い状態で体を動かせない利用者さんと、体を動かせるけれども認知症状がある利用者さんに排泄介助をすることが多いですね。

認知症状がある方は、排泄全般に関しての清潔または不潔の認識ができていない状態の方もいらっしゃいます。

そのため、認知症状のある方の排泄介助には時間がかかることもあります。

ーこれまでにアンダーヘアを脱毛されている方の排泄介助をされたことがありますか?

【酒井さん】
私は経験したことはありません。

しかし、介護スタッフの方に、「昔、お嫁さんに迷惑をかけたくないから、介護脱毛をしたんだ」という人がいたと聞きました。

ー医療・介護施設では排泄介助をやりやすくするために、アンダーヘアを定期的にシェービングするケースはあるのでしょうか?

【酒井さん】
基本的にアンダーヘアのシェービングは行いません

おむつの種類にもよりますが、おむつをしていると、皮膚トラブルを起こしやすいため、アンダーヘアをシェービングすることによるリスクは避けたいです。

介護脱毛の必要性を裏付ける現場の視点

ー酒井さんにあえてうかがいたいのですが、排泄介助をする側からすると、介護脱毛をしてもらう方がよいでしょうか?

【酒井さん】
はい。私としても、介護脱毛してもらえると排泄介助や陰部のケアがしやすくなります。

ー介護脱毛には具体的にどのようなメリットがありますか?医療および介護の視点からご意見をお聞かせください。

【酒井さん】
医療的な部分ではさまざまな検査や処置がしやすくなるのがメリットといえます。

介護的な部分でいうと、排泄介助や陰部洗浄がしやすくなる点が挙げられます。

排泄介助を受ける方としては、介護脱毛を済ませておくことで、ケアが短時間になりますし、ご本人の負担も減ります

ー逆に、陰部に汚物が入って炎症を起こしやすくなるなど、介護脱毛にデメリットはありますか?

【酒井さん】
医療的な観点からいえば、そのような症状になるリスクはないとは言い切れません。

ただ、きちんと定期的に陰部洗浄を続けていれば、まず炎症が起きる可能性は低いといえます。

私の経験からいいますと、これまでそういった事態に陥ったことはありませんでした。

ー医療・介護の現場は本当に大変だと聞きますが、つらい思いをされていらっしゃるスタッフの方はいらっしゃいますか?

【酒井さん】
認知症が原因とわかっていても、利用者さんからきびしく当たられたりすると、ケアする方もつらくなることもあると思いますし、そのような話は聞いたことがあります。

そう考えると、介護脱毛の認知度が高まり、新しい常識として根付いてくれると、介護される側も介護する側も負担が軽くなるのでうれしいですね。

ー今回は排泄介助の現状や介護脱毛の意義について、貴重なお話をありがとうございました!

後悔しない介護脱毛ならジュノ

「ラシャ(Lasya)」とは、韓国のBluecore Companyが製造販売するレーザー脱毛機です。

介護脱毛を検討されているなら、当院、ジュノビューティークリニックにぜひお任せください。

当院は全国に院を拡大中の美容クリニックで、40〜50代のお客様の介護脱毛にも多数対応しています。

  • 高額なコースやローンが一切不要の都度払い制を採用

    当院は、施術の度に1回分の料金をお支払いいただく都度払い制を採用しています。

    VIO脱毛プランは、初回4,980円。2回目以降も1回7,800円で好きなだけ続けられ、満足したタイミングで卒業できます。
  • 強力な冷却機能付きの脱毛機で痛みを軽減

    当院は、-15℃まで冷却できるシステムを備えた脱毛機「ラシャ」を導入しているため、VIO脱毛の際の痛みを最小限に抑えられます

    また、1部位980円で麻酔クリームもご利用いただけますので、痛みが不安な方はお気軽にご相談ください。
  • 恥ずかしさにも最大限配慮した施術体制

    当院ではVIOのみの脱毛施術であれば、上半身は洋服を着たままでもOK。

    施術時はVラインとIラインは仰向け、Oラインはうつ伏せの体制で照射を行います。

    タオルで調整しながらレーザーを照射していきますので、必要以上の露出はありません

LINEで24時間・365日いつでもご予約を受け付けておりますので、まずはお気軽に無料カウンセリングにお越し下さい。

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